歯医者

8年前。奥歯の治療を何ヶ月もかけてしていた。
治療をしているうちに
歯が欠けた。
そしたらその歯はもう再建ができないと言われた。
時間もお金もかかった上に
失くすことになった。

頼んでないのに保険内の入れ歯を
作られた。
全く合わなかった。
その歯科が治療時にかけるエプロンに
かなりの血がついていたことがあり、
使い回してるな?と疑ってはいたのだが
それで確実な使い回しが判明。
入れ歯、入れないまま数年過ごした。
ダメなのわかっているが。
歯の詰め物が取れた。
時はコロナ禍、テレワークの日。
自分の歯を残し治療してくれる歯科を探した。
同じ区内に見つけて行ってみた。
詰め物はすぐ治ったが
70前後と思われる歯科医に
なぜ歯がないんだ!と叫ばれ
そこに歯を入れることに。
保険内の歯はゴミ同然。
この方法なら半永久的にできると
言うのがブリッジだった。
純金を使うことが何よりも良いと
強調され
100万近い費用をかけ、ブリッジをかけた。
調子はよかった。
その後、クリーニングにも定期的に通い、
ある時別の奥歯に少し虫歯があり
被せものをとって治療になった。
「あ、じゃね、これでやりましょう」
と歯科医は指を一本立てた。

どういうこと?
「10万で純金ね。最近金は高いけどこれでできればやすいもんですよ」

いやいや、ちょっと待て。
アナタは何をする人なの?
他の患者にもそうやって
指を立てて金額言ってるの?と不審に思い
「いや、昨年100万近く出費し、もう無理です。それでなければこの歯科医院で治療ができないなら他を探します」と言ってみた。
「いや、保険でも大丈夫ですよ」と。
保険で立派な銀歯を作った。

家の近所に近くにこれはよさそうかなという
歯科医院ができた。

クリーニングから始めてみたが
すばらしい。
いや、何がって、歯周ポケットなんて調べたことないし、
クリーニングも丁寧。
今の状態を、画像と共にしっかり説明してくれる。
もちろん、メチャクチャ清潔(当たり前だけど)
ドクターは障害者の歯科を専門にやられていて
今回開業されたらしい。
説明わかりやすいし丁寧。
前歯の虫歯は前の歯科でも見つけられていたが
「まだ治療するほどじゃないから」と
そのままだった。
それを「このままではダメですね。」とすぐに治療。
あっという間に終了。
費用も高くない。

そして今回。
なんとあの、半永久的に使えると言われて入れた100万ブリッジの片側が外れていると。
それを外してブリッジをかけている歯を見たほうがいいと言うことに。

ブリッジかけていた歯は両方とも虫歯に。
半永久的なはずが
わずか3年半でさよならすることになった。

歯って高いのに
保証ないよね。
こんなにお金かかるのに直すのは自費だよね。

またお金がかかってしまうけど
ドクターはなるべく費用がかかからず
長持ちする方法を考えてくれていた。
指なんか立てない。

10年早くこのドクターに出会えていたらと
思うが
これからも診てもらえる安心感がある。

それにしても
なぜもっと歯を大事にできなかったかなぁ。




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