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今野書店フェア日記#4 3/6

今日は10:30にお店へ。
椅子と机を出してオフィス開設。

今日はたくさんの人が来てくれた。もともとの知人、SNSを見てきてくれた人、版元の人、著者、仕事先の人、行きつけの店のママ、校正者、メモっているひとだけで’20人くらい来ていただいた。たまたまお店に来て興味を持ってくれた人にお声がけもした。みなさん、買ってくださってもう本当に感謝。

今日から、「そしてあなたたいはいなくなった 女人短歌とシスターフッド」を連載中の歌人・瀬戸夏子さんのペーパーが追加。自分のことを書いていただいてるから言いにくいけど、すごくいい原稿だったから読んでほしい…。

自分の担当書だと『キングコング・セオリー』、『パリのすてきなおじさん』がすべて売れてしまった。(キングコングセオリーはお店にもともとあった4冊を回してもらったりした。)「編集したかった本」枠では、『小倉昌男 祈りと経営』『美容は自尊心の筋トレ』もなくなった。売れて本の在庫がなくなってしまった時の、売り逃しているんじゃないかという不安感ってすごく大きい。でも日曜なので自社本でも直納は難しい。書店員のみなさんは、なかなか本が入ってこないときには、こういう居ても立っても居られない感情になるものなんだろうか。

花本さんに「本が無くなっちゃいました」と泣きついたら「おお、おめでとう! じゃあ、あるもので棚をつくろう!」と力強い励ましをいただいた。あるものを売る! なるほど! 

本は平台に一冊だけ置いてあったりするとかなりさみしい感じになる。レイアウトを変えてなんとなくそれらしくしてみた。POPもつけてみた。しかしそれでも日曜日に売る本が無くなちゃっうんじゃないかと不安だ…。

来店者ですが、SNSで来店を公開で報告された方のみ、以下ご紹介します。(もしも漏れていたらごめんなさい…)

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◆ライターのかげはら史帆さん。『ベートーヴェン捏造』の著者さんで、今回のペーパーにありがたすぎるコメントを書いてくださっています。タイミング悪くあんまり話せなくて残念でした。

◆小説家の円城塔さん kaze no tanbunシリーズでお世話になっていて、初めて対面してご挨拶できた。円城さんも机を並べたいなんて言ってくださった。ちょうどkaze no tanbun 3のゲラを見ていたのでドキドキした。早く進めないと。

◆元書店員の岩渕宏美さん。直前に円城さんが来ていたのをTwitterで見て、私も会いたかったとくやしがっていた。ふふふ。


◆文筆家の吉川浩満さん。ちょっと打ち合わせっぽいこともできて出張編集部らしい感じに。うわさのマルジナリア書店名物「純粋理性批判ドーナツ」をくれた。

◆小説家の太田靖久さん。ZINEをつくったりイベントを拓いたり、オルタナなことを展開されている。太田さんがアルバムをめちゃめちゃ面白がってくれてすごくうれしかった。『世界でいちばん虚無な場所』を買ってくださった。

◆文響社の野本さん。野本さんとはたしか朝日新聞でのイベントぶり。本づくりの秘訣を聞いてしまった。いつか使わせてほしい。

◆エスパのさとこさん。よくいくバーのママで、なんとお店まで来てくれてびっくり。お店以外で初めて会った。カレーパンと柿ピーももらう。なんとありがたい。ヘッダーの写真はさとこさんの撮影です。

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ほかたくさんの知人やSNSを見られたという方に来ていただきました。差し入れももう本当にたくさんいただいて何と言ったらいいやら。

今日はモス休憩に2回入れました。明日は10時~13時ころうかがう予定です。


「おごってもらったときは大きな声で御礼を言う」がモットー。いただいたお金はありがたく生活費として使わせていただきます。間接的に奨学金の返済にも充てられることになると思います。