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対話のワークショップ'2024.4.13

記録✍️
対話のワークショップー2024.4.13
@れもんハウス


_れもんハウス

西新宿の一軒家「れもんハウス」は、都会のど真ん中の奥まったところにある、温かなおうち。

1年半ほど前、森川すいめいさんに教えていただいた。

「あなたでアルこと、ともにイルこと」
を大切にしているれもんハウスでは

元気な人も、元気がない人も、
大人も、子どもも、
どんな人でも。

ただその人でアルことと
ただともにイルことを尊重される。

あなたは何者なの?なにができるの?
なんて確認されることはない。

バックグラウンドはよく知らない
目の前の人と、今をともにして
会話したり、対話したりする。

よく眠れた?
ご飯食べた?
最近どう?、とか。

もちろんその中で
過去や肩書きについて話すこともある。

ゆるやかに。

その空間が、とても対話的で
自然に対話(のようなもの)が生まれる場所。

そんな素敵な場所にイル人たちは
ほんとうにあったかくて、伸びやかで、強い。



_ワークショップ

れもんハウスで
対話のワークショップをさせていただいた。

13名の方が集まってくれて
まずは大きな輪になって自己紹介。

持ち寄ってくれたお菓子と
庭のハーブを浮かべたお茶をいただきながら🌿


呼ばれたい名前と
好きな瞬間と
今日の期待・今の気持ち。

それぞれの好きな瞬間がおもしろくて
場がゆるんだ。

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2〜3人組になっての共通点探しワーク。

「日本で生まれた?」「よしOK」とか
「猫好き?」「いや犬の方が好きだ、だめだ」とか

ゆるーく共通点を見つけちゃうチームと
突き詰めていくチームと。笑

この発表も楽しかったなぁ。

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そして
対話で大切にしたい7つのことをシェア。

みんなの心が「対話」に向かっていくために
みんなで対話の場をつくっていくために

とても大切にしていること。


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1. 尊重と勇気づけ
2. わたしそのもの
3. いまここ
4. 「きく」と「話す」を分ける
5. 言葉を「投げる」より「置く」
6. 多声性
7. 曖昧さに耐える

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ちょっと和菓子で休憩。
至るところで生まれる会話と笑顔が心地いい。

場の空気がぽかぽかと温まっている。


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いざ、対話タイム。

問題の解決や結論づけることを目指さず
「対話を続けること」を目的に、対話。

聴きたい人と、話してみたい人が
ばらけるようにグループを組んで。

「きく」と「話す」を分ける対話が
れもんハウスのリビングに同時発生する。


テーマは「じぶん」。

普通なら、初めましての人にこんなこと話さないだろうなってことを皆さんが話してくれていて、

それを真剣にあたたかく聴いている他のメンバーがいて。

3つのグループのちょうど真ん中に座って
みんなの声に埋もれたら

対話に入っちゃいたくなる気持ちと
このまま聴いていたい気持ちとがありつつ

すんごーく心地よかった。

対話の循環が起きていた。



_感想

こんなふうに
色んなところで、色んな人間関係のあいだで
対話が自然発生する世界になればいいなと思う。

お互いを諦めず
だからといって無理に変えようとするのではない

それぞれの本来の力を信じることを
大前提としたコミュニケーションを増やしたい。

そんなことを
改めて感じさせてもらった
れもんハウスでのワークショップでした🍋

対話って、いいよなぁ〜〜。


_みなさんの声を、一部シェア

・対話は、雑談と違う感じ。血の通ったあったかいもの。

・体温が2度上がった感じ

・仕事とは全然違う脳を使った。心地いい疲れ〜

・今まで1人で考えてきたけど、聴いてもらいながらの対話でより自己対話が進んだ。今までと違うものが出てきた!

・ルールがあって対話すると、気づきと癒しをもらえたりする〜

・普段関わらない人たちとの対話は、新鮮。

・難しかったけど、わからないなりに話していたら腹落ちしていく感じがあった。

・みんなの「素直」が出てきた時間だった。


_これから

ゆるやかな対話コミュニティを目指して
だいたい月1回、続けていきます。

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