日勤の流れ①

私が勤務している病院は日勤、夜勤ともに12時間勤務の2交代制です。

日勤の流れはこのような感じです。家からスクラブを着て出勤するので病棟に着くとロッカーでジャケットを脱いだり髪を結ぶなど身支度をさっと済ませて情報収集をしに行きます。

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ナースステーションにいる夜勤帯のスタッフに挨拶をして、出勤表にチェックをしたあと、assignment sheetと呼ばれる情報収集した情報を書き込むA4の紙を用意し、Kardex(患者基本情報)から必要情報をassignment sheetに書き込みます。

Kardexには患者氏名、年齢、部屋番号、緊急連絡先、担当医、DNRレベル、入院日、手術日、アレルギー、接触感染や飛沫感染などの隔離の有無、検査の予定、多職種の介入状況、Drの指示、食事形態や介助の有無、歩行状況や補助具の有無、排尿状況、排便状況、認知症の有無 などが書かれたA4用紙1枚です。

ミーティングでは師長や主任から連絡事項が伝えられます。このミーティングは平日の朝にしか行われないので、シフトの関係で参加できないスタッフのために社内メールでも連絡事項は適宜送られてきます。

そのあとは2グループに分かれて夜勤者が事前に録音してくれている申し送りを聞きます。録音内容を聞くとKardexに書かれている内容はもちろん、昨夜の状況が詳細にわかります。特に頓用で使われた鎮痛薬や睡眠状況を知るのに役に立ちます。

申し送りが終わると、Medication Administration Record(MAR)と呼ばれる与薬する薬の情報が載っている紙から薬剤名と投与時間などを情報収集して、与薬し忘れがないように与薬時間をAssignment sheetに書き込み、MARに沿って与薬します。

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