パラサイトの衝撃について

映画パラサイトの破竹の勢いが止まらない。

カンヌ映画祭パルムドールに続いて、アカデミー賞作品賞他3部門受賞という快挙を成し遂げた。

このW受賞は64年ぶりの快挙らしい。アカデミー賞はアメリカの映画のための賞であったから、事実上この二つの賞取るためにはアメリカ産の映画にしか出来ない事だった。映画大国のアメリカでさえこの二つ賞を同時受賞する事がずっと出来なかった事を考えると、今回のポンジュノ監督が果たした事が、いかに凄いか寒気を覚えるほどだ。しかも、興行面でもすこぶる調子が良いという。もう非の打ち所が無いレベルであらゆる面で満点を取ってしまった。普通だったら賞は取ったけど興行面はイマイチだったりするでしょ。だってこの映画社会性バリバリの作品ですよ。これが娯楽作品でコメディでサスペンスでって、どんな感覚持ってたら作れるんだろう。全ての韓国映画のレベルが高い訳では無いと思うが、日本の現状を考えると暗澹たる気持ちになってしまいますね。

アカデミー賞は世界に開かれたが・・とても日本の映画が取れるとは思えない。クオリティーの面でも資金面でも今の日本にこのレベルの作品は撮れないじゃ無いかな〜。だって日本の監督の多くがとにかく資金が無いって言ってるし。パラサイトの製作費は15億程度でこれは日本の映画界では超大作級の製作費にあたるらしけど、こんな社会性の強い作品に日本が出せるとは思えない。唯一強いアニメ業界でさえクリエイターが食えない現状を考えると、韓国との差は広がる一方としか思えない。

パラサイトは内容も含め色々と考えさせられる映画だなと

ここ数年ハリウッド状況もネットフリックスなどの影響で目まぐるしい変化が訪れる中生まれた、パラサイトという映画の落とした衝撃は大きいですね

この映画めちゃくちゃ考察出来る映画なので、次は内容についてできればと

追記

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#パラサイト #映画










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