断薬1年。体調変化と今になって思うこと

現在の体調

ベンゾジアゼピン系抗不安薬を断薬してから1年経過しました。1年前と比べると、今はさらに元気です。

断薬した翌日から急に元気100%なんてことはなくて、日常生活を送りながら、ほんとに少しずつ少しずつ回復しているんじゃないかな。時間薬です。三歩進んで二歩下がるを繰り返していますが、一歩は着実に進んでいる。そんな気がしています。

社会と繋がり、かかわる人が多方面になってきたことも、こころと体が回復している要因かもしれません。支えてくださる、助けてくださる、応援してくださる方々に、毎日感謝です。

ちなみに、現在の私の気になる症状は・・・

  • 疲れやすい、体力が落ちている(長年の食欲不振によるのかな? 最近は食べる量が増えて、軽い運動もできるようになり、回復傾向)

  • めまい(断薬後は脳貧血みたい。低血圧のせい? ただの運動不足ならいいんだけど)

  • たまに眠れない日がある(2週間に1回の頻度。低血糖になってしまったであろう日や、夕方以降、興奮するような突発的な出来事があったときは、夜のお祭りが出る。以前より症状は軽い)

  • 首肩、背中、腰の凝り(減薬中は、背中が鉄板みたいだと鍼の先生に言われていたけど、だいぶ改善)

  • 感覚過敏(体調が悪いときは、においに敏感になるし、音も不快になってきて耳栓しないとダメ)

  • 目の前に青い光が飛ぶ(減薬途中から現れた症状。疲れている時に顕著。眼科医によると、目ではなく脳の方だろうとのこと)

  • コロコロ便(ストレス性+ベンゾの後遺症? 整腸剤を飲んでるからか改善しつつある)

  • 不安感(もともと敏感気質で不安症だったのが、うつとベンゾ離脱を経て、昔より脳がストレスに弱くなったのかも)

以上挙げてみましたが、だいたいが自律神経失調症の症状と似ているというか… だから、ストレスで自律神経が乱れないように、毎日ストレスマネジメントを心がけてます。

減薬時から、私の減薬にはストレスが大敵と書いていましたが、自分にとってのストレッサーは何か、自分のストレス反応にはどんなものがあるか、持っているストレス対処法を適宜実行していくことが大切だなと思っています。

また、レジリエンスを高めることも重要だなと最近は思います。竹のようにしなやかに回復する力が自分には備わっているのだと気づき、人生を大きな視点で捉えて「今までも何度となく回復してきたし、これからも大丈夫だ」と自信を持つことで、ストレスと上手につきあっていけるという考え方。

私、今もなんとか生きてるから、これからもなんだかんだあるやろうけど、それもなんとかなるんやろか? って思えてくるような。気がするような…

また、体力のなさや睡眠の浅さ、内臓の調子は、加齢によるものもあるよなとも思います。私はもう20代じゃないし、30代も終わって40代に入ろうとしているのですから、年齢に合った健康づくりをしていきたいです。

+++

強い離脱症状はキンドリングだったのかも

以前の記事に、過去のお薬手帳から発覚したことを書きました。

忘れかけていた記憶がちょっとよみがえってきて。私の中では、精神科にかかる前の体調不良には多分、ソラナックス一気断薬の離脱症状(リバウンド現象)も含まれていたんだろうなって思うようになりました。特に、異常な肩こりや、異常な暑がりなんかは、離脱症状っぽいなと思います。私個人の感覚ですけどね。もちろん、ストレスによる症状もあったわけですけど… 離脱症状と交じって余計にしんどかったんじゃないかな。

とするとですね。精神科に通い始めてベンゾ再服薬、2年ステイ、急減薬して・・・という経過になって、私のひどい離脱症状は、いわゆる「キンドリング現象」を起こしていたのかもしれないなと思ったりもします。1回目の一気断薬は離脱症状ゼロ。2回目の一気断薬でまだ軽めの離脱症状。3回目の急減薬で強烈な離脱症状… だったのかな。今となっては証明のしようがないことですが。