体を壊すような忍耐強さは要らない
掃除してたら古いお薬手帳が出てきた。東京でひとり暮らしを始めた頃からの記録。花粉症がひどくて、春と秋に耳鼻科に通っている記録が多い中、内科へ行って胃薬をもらっている様子が残っていた。最初の胃薬処方の記録から数年ごとに、胃や腸の不調を訴えている。
今ならわかる。それはストレス反応だ。
記録をさらに見直す。胃腸の不調は定期的に起こるので、内視鏡検査をしようと初めて思った。調べたら、胃炎の痕がたくさんあった。ストレスが溜まっている状態と自覚しない当時の私は、医者の言葉に「へえ」