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なぜ旅が楽しいのか。

旅はなぜ楽しいのか。
あらためて考えさせられました。
東アフリカの田舎村を3ヶ月、旅してきた友人の報告会を聞いて。

調味料や素材も持ち帰り、アフリカの田舎料理もふるまっていただきました。

旅のやり方や何をするかは人それぞれ。ツアーのパック旅行も否定しません。
自分はあまり予定をたてず、現地に着いてから、何となく自分の網に引っかかった興味あるものにぐいぐいと寄って行っている感じです。

大島へソロキャンプ目的で行った。
活火山、三原山が凄そうで登山した。
テントの中、ネットで「農民芸術」を知り、元町の資料館を訪ねた。土産物屋でとんでもなく素敵なイラストのマッチ箱を見つけた。

信州へツーリング。たまたま入った食堂にあった本「長野県の建造物」で「円形排水分岐施設」を知る。南信を十数ヶ所、探ね歩く。

中伊豆にて。産地直売所にあった手作りのイラストマップに民俗学者折口信夫オススメの道祖神を見つけ、探しまわる。
伊豆型道祖神といって浮き彫り、双体でなく丸彫り。僧形で笏とか閻魔帳を持っていたりする。

ハプニングが楽しい。旅行のガイドブックや雑誌には載っていないことが面白い。

例えば、全国チェーンでない地元系のスーパーマーケットをじっくり見てみよう。地元ならではの食材、食品が楽しい。菓子、パン、調味料、練り物、乳製品など。長野県のツルヤ(有名)では、シーズンになるとキノコ売り場がとんでもない質量になる。お盆前にはよそ者の知らないお盆グッズが楽しい。静岡県では松明(たいまつ)を売っている。どこの地元の人も、それらがその土地独特のものと認識していません。