あたまのわるいあたしから見た、2024年都知事選
※頭の悪い野郎が、思いつくまま書いてます。読みにくいところも多々あると思いますが、御了承ください
笹の葉さらさら軒端に揺れる、そんな日に行われた一大イベント
そう、ABCお笑いグランプリ2024の決勝戦である
M-1獲ったんやからさぞやおもろいんやろうという、ある意味ものすごい重圧もありながら、本来アウェーである大阪の舞台で、令和ロマンが優勝しました。おめでとうございます
さて、同日には東京都知事選の投開票がありました
このとき令和ロマンもダウ90000も、大阪のスタジオにいたため、当日の投票には行っていないものと思われる
（期日前投票してゐたのかもしれないが）
ノロコの人は東京都民ではないのでそもそも投票権とか無かった
結果はまぁ、大方の予想通り
小池さんがダブルスコアに近い形で圧勝。蓮舫さんも石丸さんもとても頑張った(何をと云われるとわからんが)と思う
ほんでこの結果を受けてネットでは「東京終わり」「日本終わった」みたいな言説やチラシ裏なんかが散見される
あたしにゃようわからんが、こういう意見を見ると、日本の終わりを決めるのは貴方じゃないと思う
本質とは違うかもしれんが、死なない限り、終わりじゃないと思う
小池さんは何故勝ったのか
※私見です
メディアの皆様方は、与野党対決みたいなのを演出したかったのだろうが、実際は与野党対決にすらならなかった印象を受けた
蓮舫さんと石丸さんの得票数を合計しても小池さんには及ばなかった
もう間違いなく小池さん一強である
前述のチラシ裏からも見るやうに、小池さんにはアンチも多い
にもかかわらず何故大差で勝ったのか
単に関心の無さ、あるいは失望故に見放されてゐるからだと思う
かくいう自分も政治に関心はあんまり無い
しかし政治やら何やらに文句を言う人はとても多く見る
「小池さんは嫌い。しかし蓮舫さんもなんか厭だ。
小池さんは厭だけど、だからといって蓮舫さんに入れるのも違う」
↓ さてどうしましょう ↓
「別に今、小池さんが知事やってるけど、普通に生活はできてるし、現状維持でいいや」
「じゃあちょっと伸びてきてる石丸さんに入れるかー」
「他に応援してる候補はいるけど、どうせ当選しないし、死票になるの厭やから、小池さんでいいや」
有権者の半数ぐらいはこんな感じではなかろうか
政治に関心無し：現状維持でよい
小池さんに色々文句はあれど、日常生活は普通にできてるから、わざわざ都知事を変える必要も無いんちゃうの？というパターンだったり
誰が都知事になろうが大きく変わることは無いだろうから、別に今のままでええんちゃう？というパターンだったりする
政治に関心が無いのは、単純に興味が無いパターンか、日常生活で変化が感じにくいから関心持ってもしゃあないわのパターンか、どうせ誰も公約とか守らんから最早どうでもええわのパターンが大半だと思う
失望故の無関心とは、ある意味由々しき事態だとは思う
政治に関心無し：とりあへず対抗勢力に
小池さんには絶対入れたくない！て人達
小池さん以外に入れた方の中には、小池さんに入れたくないたる理由の方も少なからずいるだろう
これ即ち、応援してもいない候補に、アンチの感情だけで票を入れたことになる
小池さんは厭やから、小池さんでなくなれば別にどうだっていい考えの方もいるだろう
こういう方は、変わったら変わったでまた文句言う人が多い印象
票を投じるのなら、少なからず応援の気持ちは持ってほしい
政治に関心あり：死票になるのは厭だ
ちょっと自分の足りない頭では理解できなかった意見がこちら
ちゃんと応援してる候補がいるにもかかわらず、その候補に票を入れない方々が、結構な数いることがわかった
どうも、自分の投じた票が死票になるのが厭だそうな
あたしからすれば、実に人間らしい
結局のところ自分のことしか考えていない、とても人間らしい考えだと感じた
応援してる候補がいるなら、たとえ当選しないとしても、票を入れるのが応援ではなかろうか
死票になるのが厭だ程度の理由で投票先を変へるぐらいの気持ちしか持っていないのだろうか
応援するなら、ちゃんと応援せぇよって思う
今回の注目候補、暇空茜さんについて
さて、今回の都知事選には、たくさんの方が出馬しまして、
その中でも再注目候補が暇空茜さんで御座いました
正直なところ、暇空さんが出馬しなければ、今回の都知事選に興味を持つこともなく
「NHK党が5年ぐらい前から計画してた掲示板ジャック実行したわねー」で終わってたと思います
投票率が上がったのは、暇空さんが出馬したことも要因としてあるでせう
して、暇空さんの得票数は約11万票と、決して無視できない数が入ってゐるわけですが、やはりといっては何ですが、当選には遠く及びませんでした
ところが、顔も声も一切出さず、報道やメディアで宣伝されることも無く、聞くところによれば選挙ポスターすら無かったとのこと
それで10万票を超えるのは凄いと思います
やはり選挙活動不足
扱い上は所謂「泡沫候補」になるわけですが、最も大きな要因が現実における選挙活動をしなかった
もっと厳密に言へばできなかったといふのが敗因ではないかと考えられます
暇空さんは「都知事になったら姿を見せる」たることを言ってましたが、
顔出し無し、ポスター無し、メディア露出も無いとなると、有権者の過半数を占めるジジババにはまず届かないでせう
また、マスゴミにとっては暇空さんの存在自体が都合悪いので、新聞やらニュースやらで出すわけにもいかない
こういった状況や、自身の隠匿指向もあり、選挙活動が大きく制限されていたのが、大きな敗因ではないでしょうか
知名度が局所的
もうひとつ大きな理由
それは、暇空さんが強いのは殆どX(Twitter)のみといふこと
暇空さんは、一部のTwitter民にはよく知られていますが、一般的な知名度は無いに等しい
（登録者ン十万人のYouTuberとか言われても、世間的には殆ど知られていないのと大体同じ）
そして、公約に掲げてゐる「公金チューチューを無くす」ですが
「公金チューチュー」はいわば「界隈のみで伝わる専門用語」
（音ゲーでいう「ソフラン」、格ゲーでいう「超必殺技」、遊戯王でいう「対象を取る/取らない」といった感じ）
有権者の大半は暇空さんを知らないし、知って公約を見たとしても「公金チューチューて何？」となってしまう
いきなり公金チューチューたるドクター中松さんの発明品みたいな用語が出てきても、困惑するばかりである
（ついでにドクター中松さんも都知事選に出馬しており、ネームバリューもあってか、およそ24000票獲得してゐる）
とはいえ影響力はすごいもので、顔出し無し、選挙活動の制限などがあっても10万票以上獲得できるといふ前例を作ったのは大きいと思う
オンライン投票とかが今後できて整備されれば、ゲームチェンジャーになるかもしれない
ところが都知事選が終わってからは、暇空さんの投稿をぱったりと見なくなった
フォローしていないにもかかわらず、開票までは暇空さんや暇空さんに関する投稿が結構な頻度でタイムラインに流れてきていた
SNSなどの活動を止めたわけではない筈なのだが、どうしたのかしら
その他、色々気になった候補など
どんな泡沫候補でも、必ず票は入る
どんなにふざけた候補であっても、みんな供託金300万円を用意しており、選挙活動もしてゐる
エントリー料300万円のR-1グランプリと云われようが、すべて尊重されるべきなのぢゃ
黒川さんの得票数、少なすぎ？
暇空さんとは違い、メディア露出がとても多かった、つばさの党の黒川敦彦さん
得票数はというと、なんと2000票に満たなかった
メディア露出も多く、そのぶん知名度も高い筈。そして何より、つばさの党のYouTubeにて、高額の投げ銭をするぐらいの支持者もいる筈なのに、思ったよりも票が伸びなかった
AIメイヤーさん、ジョーカーの格好をした河合ゆうすけさん、政見放送で脱いだ内野愛里さん、いずれも2000票以上獲得しており、黒川さんを上回ってゐる
後藤輝樹さんに至っては5400票獲得しており、ダブルスコア以上である
（後藤さんは選挙活動を長く続けてゐることでの基盤もあるのだろうが）
ネームバリューだけで勝てないのは、都知事選もお笑いの賞レースも変わらないやうだ
知名度はあったものの、AIやジョーカーや色気や般若心経で来られては、相手が悪かったのだろうか
しかしだ、黒川さんには「今は関係が悪い」と逃げるやうなことをせず、NHK党の立花さんとちゃんと話し合ってほしいわね
若しもへずまりゅうさんが出ていたら
当初は、へずまりゅうさんも出馬表明してゐたみたい
「まともな候補がへずましかいない」というほどの支持者もいたみたいだが、取り下げて結局出馬はせず、自身の政治団体(もあったと思う)からの候補も出さなかった
しかしだ、へずまさんは過去に参院山口選挙区補選にて6800票獲得してゐるため、今回も其相応に得票するのではないかと、個人的にちょっと期待してゐた
確実に黒川さんは上回ったと思う。というか、今回は何故か黒川さんがあんまり振るわなかった
おわりに
べつにね、小池さんに入れようと、蓮舫さんに入れようと、石丸さんに入れようと、暇空さんに入れようと、黒川さんに入れようと、等しく尊重されるべきなのぢゃ
死票だろうと、組織票だろうと、清かろうがそうでなかろうが、無効票でないかぎり、1票の価値は変わらない
あたしはこれからもNHK党を支持する
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