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”血管系の疾患”を予防しよう!”血管”の状態を良くする方法は〇〇!?

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

今日のテーマは「”血管系の疾患”を予防しよう!”血管”の状態を良くする方法は〇〇!?」です。
※本noteは毎週水曜日発行となります

本格的な夏本番という感じですね(^^)

近所の花火大会が予定通り再開されるとのうわさをキャッチすることができましたので、それを楽しみに残り僅かな7月を楽しんでいきたいと思います。

さて、そんな今回は「血管系の疾患」の予防法について記していきます。

・血管系の疾患とは!?



血管系の疾患を大きく分けると「血管が詰まるタイプ」と「血管が破裂するタイプ」に分かれます。

これが「脳」で起こるのか「心臓」で起こるのかで症状が変わってくるという感じですね。

このうち「脳」の血管障害は以下です。

・「血管が破裂するタイプ」 → くも膜下出血、脳出血

・「血管が詰まるタイプ」 → 脳梗塞、一過性脳虚血発作

どこの血管が詰まるかによって症状が変わってきますが、一般的には片側がマヒしたり、ろれつが回らなくなったりします。

年間での死者数は「約11万人」、要介護要因は全体で第2位となっています。

この機会に血管のケアを今一度見直していきましょう!

・キーワードは「一酸化窒素」!?



分かりやすいキーワードは「一酸化窒素」です。

「一酸化窒素」は血管を拡張して心疾患や脳卒中を予防してくれると言われており、「硝酸塩」を多く含む野菜(レタス・大根・キャベツなど)を摂ることで体内で作られます。

「一酸化窒素」が体内で出来上がる流れは以下です。

→硝酸塩が含まれる野菜を摂る

→硝酸塩が亜硝酸塩に変換される

→亜硝酸塩が一酸化窒素に変換される

という感じです。

つまり、「硝酸塩」を多く含む野菜をしっかり摂ることで、血管が拡張されて血管系の疾患を予防していくれるということですね。

「硝酸塩」の一日の摂取量目安は、、

「体重1kgあたり6.4~12.8mg / 日」

です。

「硝酸塩」を多く含む野菜は以下です(100gあたりの含有量)。

・ルッコラ : 328.4mg
・レタス : 189.3mg
・大根 : 186.8mg
・キャベツ : 138.8mg
・ケール : 137.5mg
・ほうれん草 : 127.3mg
・セロリ : 112.2mg

といった感じです。

体重50kgの人であれば一日、、

「320 ~ 640mgの硝酸塩」

を摂るのが目安なので、上記の野菜を2~3種類ほど100g食べればクリアできますね。

上記の野菜の場合、「茹でる・炒める」などの調理してしまうと「硝酸塩」が失われてしまうので、「生の状態で食べる」ようにしましょう。

・筋トレで「一酸化窒素」!?



筋力トレーニングでも「一酸化窒素」は分泌されます。

一酸化窒素を増やす運動として、、

「加圧トレーニング」

「スロートレーニング」

などがありますが、中でも「加圧トレーニング」は最も効果的で、「毛細血管の拡張+一酸化窒素」のダブル効果が得られるのでおすすめです。

「葉物野菜」×「加圧トレーニング」

で血管ケアを習慣化していけるとベストですね。

今回はこれに加えて、もっと簡易的な運動を一つご紹介いたします。

それは「ハンドグリップ」です。

「ハンドグリップ」は、握力を測る特殊な機械を用いて、自分の持っている握力の30%程度の力で2分間握り続ける、というものです。

これを左右交互に2回ずつ行うだけなので非常に簡単です。

特殊な機械がないねん!という突込みが聞こえてきそうですが、そんな方のために代替法としてタオルを使った「タオルグリップ」というものがあります。

やり方は、タオルを握ったときに指がつかない程度の太さに丸めます。

あとは「ハンドグリップ」と同様に30%の力で2分間握りしめるのを左右2セットおこなうだけです。

この方法で「一酸化窒素」が増える流れは以下です。

→2分間握りしめている間は、血流が滞る

→2分後に力を抜いた際に一気に血流が回復する

→その際にNO(一酸化窒素)が出る

→NOの効果によって血管の機能が回復し、血圧が下がる

という感じですね。

非常に簡単なので、TVを見ながらCM中はタオルを握るなどをしてみると習慣化しやすいですね。

血管系の疾患が気になる方は習慣として取り入れてみると良いと思います。

・高血圧について復習しよう!



「高血圧」で診察に行くと「塩分を控えましょう」と言われます。

これは血圧と塩分(ナトリウム)、塩分(ナトリウム)とカリウムの関係性を見ていくと理解が深まります。

「ナトリウム」と「カリウム」は細胞内の水分調整を行っています。

細胞内の水分が不足すると、細胞外にいる「ナトリウム」が水分と共に細胞内に入り細胞内の水分を増やします。

逆に細胞内の水分が多くなると、細胞内にいる「カリウム」が「ナトリウム」と共に水分を細胞外に追い出し細胞内の水分量を減らします。

なので、、

①「ナトリウムの比率が高くなると細胞内の水分が増える = むくむ」

②「カリウムの比率が高くなると細胞内の水分が減る = 脱水」

という状態になります。

塩分を摂りすぎて細胞内の水分量が増えると、上記のように「むくみ」が起きます。

そうなると血管を圧迫し血流が滞るため血圧が上がるということです。

ホースで水を撒く際に、ホースの真ん中あたりを踏むとホースの中がパンパンにふくれるのと同じ原理ですね。

ナトリウムとカリウムの割合は、、

「 1 : 1 」

が理想と言われています。

高血圧の方は「塩分を控える」というよりも

「ナトリウムとカリウム」のバランスを整える

という捉え方をしていけると良いですね。

・まとめ



今回は「血管系の疾患の予防」についてまとめ的な内容を記しました。

例の感染症の予防も大事ですが、もっと大事なのが今回の血管系の疾患の予防です。

なぜなら血管系の疾患は死に直結するからです。

優先順位を見極めて正しい行動を選択していきたいですね(^^)

今回の内容がそのために一助になって入れば幸いです。

以下のブログでは、こうした健康豆知識を毎日更新しておりますので、是非ご覧になって下さい↓↓↓


最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m






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