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『あの子は貴族』感想。

Netflixで『あの子は貴族』をみました。
いや〜東京に住む身として日々うっすら感じていたことをすごくリアリティを持って目の前に突きつけられた感じ。
やっぱり人間は生まれたときから明確な階層が決まっていて、特に東京では階層ごとに別々のレイヤーで生きて、決して交わることがないんだよな〜というのを痛感しました。

でも上の階層にいるから恵まれているとか優れているっていうのは一概には言えなくて、それぞれがそれぞれの苦悩を抱えて生きているんだなと。
私は圧倒的に、美紀さん(田舎から東京にでてきて日々奮闘する女子)側の人間なので、軽々しく貴族側の人を羨ましがったりしてしまうけれど、結局そこにはどう足掻いてもたどり着けないんだから、自分の今持っているカードで勝負していかなければいけないんだよなという諦めのような気持ちが芽生えました。

庶民から見ると、ついつい貴族側の人はカードが多く配られていたり、いいカードが揃っているように錯覚しまうけれど、自分に与えられたカードを使って必死に生きていけば、自分のカードの希少性ってどんどん高めていくこともできるのかもですよね。

あれ、これって負け惜しみ…?笑
でも個人的には、人生の様々な選択の場面において、家柄などに縛られず自分が決定権を持っているということほどの幸せってないと思うので、今後も自由に日々を奮闘していくぞ!と背中を押されました。

機会があればぜひぜひ観てみてください!


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