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ミックス依頼用、パラデータ作成
パラデータを渡すときのチェックポイント
①ファイルや曲の情報を伝えよう
サンプリング周波数、曲のテンポ(BPM)、タイトル
例えばフォルダ名を、
「○○○(タイトル)_ParaDATA_48k_bpm128」
というようにするとわかりやすいです。スペースは使わずに、半角のアンダーバーを使います。Mac使用の場合、全て半角英数のが良いでしょう。Winで開いた時に文字化けする可能性があります。
*曲ごとにフォルダを作って、Zipに圧縮してアップロード
*48kHz、24bitでのレコーディング&パラデータ作成推奨
【使用するオケ(オフボ、カラオケ音源)が44.1kHzの場合はレコーディング前に変換する】
②各wavファイルの頭を揃えよう
DAWソフトで書き出しする場合に、全て頭から書き出すように設定。
*CUBASEの場合、全ての波形を最後から頭まで選択し、Audioメニューの「選択イベントから独立ファイルを作成」コマンドで、Audioフォルダの中に1本書きされたファイルが一気ににできます。この場合プラグインを外す必要なし。(打ち込みで、ソフト音源を使っている場合はオーディオミックスダウンを使用)
③同じパートは同じトラックで
例えばメインVocalのパートで、Aメロ、Bメロ、サビ、2A…等のファイルがバラバラにならないよう一本にする。1つのファイルで。
(クロス(重なる)場合は分ける)
*オケ(オフボ)をずらした場合は必ずオケも一緒に書き出す!
④ファイル名をわかりやすく
トラック名がそのままパラデータのファイル名になる場合が多いので、録る前に書き換えましょう。
例:Vocal、Hamo_hi、Hamo_Lo、Cho1_Hi、Cho1_Lo、Fake、Voice、Shout
などなど…
⑤エフェクター(プラグイン)はかけない
基本的にEQ、コンプ、リバーブ、ディレイ等は全て外し、フェーダー、PANは既定(0dB、センター)のまま書き出してください。
*CUBASEの「選択イベントから独立ファイルを作成」や、Pro Toolsの「レンダリング」を使う場合は、ミキサーを通らずにwavファイルができるので気にしなくてもいいです。
⑥つなぎ目がある場合は全てクロスフェードをかける
これをしないままパラデータを作ると、プチっというノイズ原因に。
*CUBASEの場合、下記の「X」マークをクリックして設定すると全てのトラックに適応されます。
⑦オケはステレオ、ボーカルはモノ
ボーカルやハモはパラデータもMonoで!
まとめ
各トラック頭をそろえて1本書き
つなぎ目でノイズが出ていないか
オケ以外モノラルファイルになっているか
基本1パート1ファイル
エフェクターがかかっていないか
ファイル名やタイトル、テンポ、サンプリング周波数の表記
曲ごとにフォルダを作って、Zipに圧縮
確実なのは、Mix依頼する前に渡すデータを自分でDAWソフトに取り込んで確認すると良いと思います。
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