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その⑰Creating Your Own Flanger


1.はじめに

Mr.Billお得意の自前でエフェクト作っちゃおうシリーズとなります。EQ8とマクロマッピングを駆使して独自の「Flanger」・「Phaser」を作る動画です。
「普通にFlangerエフェクトで良くね?」という声が聞こえてきそうですが、違うんですよ。エフェクトの構造を知ることは、自身のサウンドデザインのアイデアになるんですよ。絶対に損はしません、しっかりビデオを見て知識を吸収しましょう。

2.ネタ元動画の紹介

Flangerは、EQ8を使用してある種のスイープ信号を作るだけだよ。基本的に周波数の倍数をカットして(Q幅は狭く)、各周波数をMorhingすればOKだよ。
Phaserは、任意の周波数をカット、そこより高周波をスパイク(鋭くBoost)をいれる、それを幾つか設定すれば出来るよ。
あと、工夫すればコーラスも作れるけど、面倒くさいから俺はやらないよ。

Mr.Bill

毎回、適当な翻訳だけど、ビデオでとても分かりやすく説明しているので、普通に見て分からないようであれば、DTMは諦めましょう。

3.ためにならない解説

A Flangerの設定

Flangerの設定

基本の周波数を決めたら、その倍数をカットしておけばOKです。
例えば、Eにするなら82.41Hz→164.81→329.63→659.26→1318.51→2637.02→5274.04→10548.04Hzみたいな感じです。(端数は適当に切り捨てればOKだよ)
EQを設定できればマクロマッピングすればOKです。ちなみにMr.Billは周波数だけしかしてないけど、私は、Q幅もマッピングしました。(他にもデバイスON/OFFも)

マクロの設定例
Freqの最大値は難しく考えず適当で良いよとMr.Billは言っています。

B Phaserの設定

Phaserの設定
あんまり深く考えず任意のFrqをカット&ブーストでOK

こちらは任意の周波数をカット&ブーストでOKです。こちらもFlanger同様マクロマッピングします。

もうあまり説明はいらんわな。こちらもFreqの最大値は適当でよろし

C 補足

マクロを設定したら、Dry/WetとLFOも足してみました。
ちなみに、Freqの計算は以前紹介したMaxForLive「MiniCalc」を使用。
Dry/Wetの設定については、Mr.Billのやり方では、以下の記事を参照しました。

完成形がこちら。これをLoopに適用するだけだ。

LFOの波形をRandomにしてSmooth40%にしたり、Q幅を弄ったりすると永遠に遊べますぞ。

いや~、楽しいね。ではまた。

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