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その③Bass Separation(低音域の分離)
1.はじめに
密かにマニアックなDTMerの中で話題のTutorial解説・紹介シリーズも3回目となりました。今回は、「低音域の分離」です。第1回・第2回とは違い、今回は切り刻みません。少しまともなテクニックの紹介になります。汎用性は高いと思われます。
2.ネタ元動画の紹介
はい、ネタ元Mr.Bill先生の動画がこちらになります。今回はとても分かりやすいです。毎回言っていますが、最後まで見て自分で真似て実践してください。これやらないと身に付きませんよ、マジで。
3.今回の動画でやってること
カッコ良いベースラインを考える。
トラックをグループ化してチェーンを作成。
EQで音域を分ける
それぞれの音域にエフェクトをかける
以上になります。これまた1.のカッコ良いベースラインが肝心要なんですが、音の飛び方とかリズムとか探求するしか上達する道はないような気がします。
4.ベースラインの構築
私の作成したベースラインはこんな感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1690460127752-TlHRxIRK6b.jpg?width=800)
シンセは「Analog」を使用。Filterをオートメーションしてニュアンスを出していきます。設定は下記の通り。
![](https://assets.st-note.com/img/1690460308917-qPb7ip4XSY.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690460404653-SbZn0akooG.jpg?width=800)
5.帯域を分ける方法
これは知ってる人多いと思うけど、「グループ化してチェーンを作成」という工程になります。「Ctrl+G」→「右クリックしてチェーンを作成」になります。あえて画像は残しません。これくらい調べて分からないようなら、音楽向いていないっす。(ごめんなさい、たまに毒を吐きます。)
3つチェーンを作成して、それぞれ「BassHi」「BassLo」「Sub」とか適当に名前をつけてください。後はそれぞれEQぶっ刺して帯域を分ければ、ほぼ完成です。
一気に画像を貼ります。まずは、BassHiからね。
![](https://assets.st-note.com/img/1690460726480-XJAIEV5Spk.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1690460766544-P7RGPZeNXh.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690460839063-J29wlar7LW.jpg?width=800)
FilterDelayの設定は、ほんとに色んなところでMr.Billが多用しています。もう少し大きい画像貼りますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1690460981092-5kkpzzJ14N.jpg)
お次はBassLoです。
![](https://assets.st-note.com/img/1690461080531-8qqpWIjzY2.jpg?width=800)
最後はSubBassです。こいつは波形をサイン波にして、オクターブをいじったりして自分のベースラインに合うよう調整しよう。
![](https://assets.st-note.com/img/1690461251915-foCyoBkCrU.jpg?width=800)
6.まとめ
いかがでしたか?結構大事なポイント(曲作りやサウンドに生かせる)やテクニックが満載のTutorialだと思います。最後に私の作例を紹介して終わりです。
最初は、帯域を分けずに鳴らした場合、その次は帯域別にエフェクトをかけて鳴らした場合です。次回もつづく予定です。じゃあね!
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