能力が上がらなければ生産性は向上しない
「労働生産性=付加価値/投下労働量」なので、労働生産性を上げるためには、付加価値を上げるか、投下労働量を下げるしかない
みんな測りやすく制御しやすいものに気を取られがちなので、付加価値というフワフワしたものよりも、労働時間の方をどうにかして生産性を操ろうとする
でも実は、収益は付加価値に伴って高まるものなので、労働時間を下げることに主眼を置いてしまうと、
労働時間が少なくなる→個人やチームの開発に充てる時間が最優先で削られる→個人もチームも育たない→付加価値が上がらない→生産性が上がらない→労働時間を減らさなきゃ
という悪循環にいつの間にか陥っていくことになる
たしかに、インセンティブを作っただけでは順応できない人も多く出る
なので、遠回りに見えても能力開発から目指すべき、って理屈