アメリカ大陸横断3日目~テントに穴が空いた日~
朝4時前に寒さで目が覚める。起きてしまったものはしょうがない。朝ごはんにベーコンを炒めパンと食べ用と思い、コッヘルにオリーブオイルを敷いた。火を付ける。いつもより火が高く上がる。ある程度落ち着いたので、コッヘルを乗せる。コッヘルの取手に火が引火し、中のオリーブオイルに火が映る。火柱がたった。
使ってまだ2日しか経ってないmont-bellのステラリッジのテントの天井にどでかい穴が空いた。目が一気に覚めた。
この旅において、mont-bellの協賛をしていただいております。アウトドア活動に対して資金提供から物品提供、割引販売などの協賛を得られます。下記URLを参考に。
火を消して、外に出る。なんだろう。日本に帰りたい。とりあえずテントに戻りパン、バナナを食べて、ボストンに向かうことにした。
走り始めるとネガティブな思考が取り払われる。運動習慣と年収に相関があるのも納得できる。テントは穴空いたけど、レインフライがあるから問題ないと考えれるようになった。
小雨の中を走り始めて3時間、前輪がパンクした。不幸なことは立て続けに起こる。久しぶりのパンク修理でタイヤとインナーチューブを変えたため、1時間ほどかかってしまった。
昼頃次は後輪がパンクした。もう結構メンタルに来てた。
なんやかんやでボストン郊外に到着。ハーバード大学を見学した。町の活気が凄かった。町の人達全員が賢そうに見える。みんなグループで談笑しながら歩いている。The キャンパスライフって感じだった。ハーバードで学生をしてみたいと心底感じた。
この日はホテルをとってあった。流石に都会でテント泊はできない。都会の方が危険な気がする。夜ご飯は外食でラーメン、ご飯、唐揚げ(32ドル)を食べた。クソ高い。日本だと3ヶ月くらいで潰れそうな味でしたが、日本食が食べれて嬉しかった。
ホテルに一度より、寝るか買い物に行くか迷った挙句、マイクロUSBを買いに片道20分のBest buyに向かった。マイクロUSBはNYで買ったはずだったが既になくてしてた。この旅が始まり、メガネ、イヤホンも無くしている。Best BuyにマイクロUSBは売ってなかった。40分が無駄になったと感じた。
帰り、海岸沿いにスラム街みたいなのがあった。発狂してる白人女性やホームレスがいっぱいいた。ホテルに帰りボストン治安で調べたが、治安が悪いとは出てこなかった。治安が良いとされる町でこれか、と思い、今後の生活が不安になる。ふと、穴の空いたテントを思い出し不安になる。その他金銭面の不安など、あと2ヶ月半自転車を漕ぐ自信はなかった。
2日ぶりのシャワーを浴び寝た。
146.42km
Total:406.59km
宿泊地情報
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?