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【読書からの贈り物】『書くのがしんどい』を読みながら、『東大思考』を思い出したので、自分なりにまとめてみた

おはようございます。金木犀川かおりです。

あなたにとって、読書の醍醐味といえば、どんなところですか。
知らないことを知った時、心が震えるような感動をした時。
たくさんありますが、私の中では、
「違う本で同じところを見つけた時」があります。

違う本で同じことを言うぐらい、大事なことなんだ!とか、
それを気付いた自分、よく覚えていた!という、宝探しに成功したような満足感があるんです。

先日、「書くのがしんどい」を読んでいた時に、以前読んだ「東大思考」と似た箇所を見つけ、とてもうれしかったので、少しだけ振り返りとしてまとめてみたいと思います。


東大思考とは

西岡壱誠さんの著書「東大思考」は、私もとてもためになった1冊で、読んでよかったと思っています。
この「東大思考」とは日常の解像度の高い東大生が持つ、こんな思考のことでした。

①暗記しなくても記憶できるようになる「原因思考
②簡潔に話をまとめることができるようになる「上流思考
③人にうまく話を伝えられるようになる「目的思考
④他人が思いつかないようなアイデアを生み出せる「裏側思考
⑤難解な問題を解決できるようになる「本質思考

「書くのがしんどい」時にふくらませるヒントとは・・・

さて、先日読了した、竹村俊助さんの「書くのがしんどい」。

どんなしんどさを克服させてくれる本かというと、

①書くことがなくてしんどい→書くことが見つかる
②伝わらなくてしんどい→分かりやすい文章にするコツが分かる
③読まれなくてしんどい→多くの人に読まれる文章にする
④つまらなくてしんどい→読み手の気持ちを動かせる文章にする
⑤続かなくてしんどい→書くことが習慣化する

こんな内容の本でした。
私は読んで本当によかったし、これから文章を書くのがますます楽しくなる予感を与えてくれる本でした。

さて、この中で、①書くことがなくてしんどい、のパートでは、ネタを見つけたなら、熟成させることが勧められています。
熟成というのは、つまり「ふくらませる」ということ。
直感的に出してしまうのではなく、いろんな角度で考えてみるということかなと思いました。
それって、つまり・・・・
原因、上流、目的、裏側、本質を見ようという、東大思考!!
とつながったのです。

実際、「ふくらませるヒント」として、
①抽象化する「つまり?」→上流思考(難しいことを分かりやすくまとめる)
②具体化する「例えば?」→目的思考(既知のことと結び付けられる)
③思考を前に進める「それで?」→裏側思考(ものの見方をたくさん持っている)
④思考の根本を探る「そもそも?」→原因思考(物事を関連付ける)本質思考(伏線を見つける)

このふくらませるヒントの1つが、絶対にこの1つの東大思考に当てはまるとは思っていません。
でも、例えば・・・と考えて、私の中ではこんなふうにつながっているのかなと思いました。
こうやってつなげることで、また覚えやすくなる、これも東大思考の原因思考ですね。

書くネタをふくらませていくのは、結局のところ、目の前のネタに対しての解像度を上げるということですので、こうやってつながっていくのも当然なんですが、やっぱり似ているなとあらためて考えることができました。

今回は、私にとっての読書の醍醐味の一つ、違う本の同じ箇所を見つけることができました。
こうやって、著者も違い、内容も違う本の中で、同じようなエッセンスを見つけると、物事の本質とか考え方とか、そういう核の部分が少しずつ見えてきて、大事なことが分かっていく気がします。
いろんな本に触れて、いろんな感性に触れながら、これからも読書を楽しんでいきたいと思います。

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