美術館「えき」KYOTOの「デミタスカップの愉しみ」に行った感想

はじめに

この展示を見に行ったのはクリスマスEVEです。元々EVEの話は一つのnoteにまとめるつもりでしたが、あまりにも長くなったので分けています。この「デミタスカップの愉しみ」は元々行く予定ではなかったのですが、偶然訪れた写真展で偶然チラシを見つけて気になったので行ってきました。

本編

この展示はもう終わってしまったのですが、美術館「えき」KYOTOでやっていました。写真撮影・SNS投稿OKということだったので、いいなーーと思ったものを紹介します。

と、その前に、「デミタスカップ」というものがなんなのか、私は知りませんでした。ググったらすぐに出てくるのですが、まあ簡単に言うとちっちゃいカップで、エスプレッソや少量の濃い珈琲を飲むのに使われるそうです。そして歴史を経て実用性より装飾が優先されたものも見られるようになり、コレクション要素的な感じが出てきたそうです(これについてはあとで写真付きで)。

というわけで早速紹介。まずはシンプルなものから。

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家でこんなカップで珈琲を飲めたらさぞ幸せだろうな〜〜と思います。1枚目は日本らしくて素敵です。季節毎に違うカップを使う、なんてのもオシャレだなぁと思います。2,3枚目は曲線が好きです。y=tanxみたいだな〜と思いました。あと白と金っていいですよね、エンペラー感があるというか。さらにこの磁器特有の青色も好きです。シンプルに欲しい笑。6枚目はガラスでできたデミタスカップ。ガラス製は同じケースに並べてありましたが、並んでいるのもすごく綺麗でした。

続いてちょっと変わったカップたちを紹介。

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最初の2枚はまだ使えそうですが、カップの形がどんどん実用性を失って、3,4枚目は飲みにくそうです笑。

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1枚目は貝を模した綺麗なカップです。紅茶を入れると色が合いそうです。2,3枚目は面白い系です。棚に置いてあったら「え、これなんだ?」って思われそうです。

ここまで書いて、キリがないなーーと思い始めました。なので最後に良いなーーと思ったものベスト3を紹介して終わります。

第3位!

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シンプルでかつ綺麗!影の部分を見てもらえると分かると思いますが、このカラーの部分がガラスっぽい感じで実物はめちゃくちゃ綺麗でした。そういえばこのお花はなんなんだろう?私は花に疎いのでわかりません。青いタンポポに見えます笑。でも優しい感じがして好きです。

第2位!

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この形、めっちゃ好きです。シンプルだけどちょっとしたオシャレって感じがツボです。写真だとわかりづらいんですが、デミタスカップってちっちゃいんです。そのちっちゃさにぴったりな可愛らしさを感じました。なんというか、こう、愛でたくなるような感じです。

第1位!

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これを見た瞬間「あーーー良い!」って思いました。これまで柄と形が関係しているものってあんまりなかったんですけど、こうも綺麗に合わせられるのかと感動しました(他には花柄のカップでハンドルが枝になっているのとかも良いなと思いました)。そして色合いが好きです。恐らく藤の花だと思うのですが、緑と紫が上品な感じで好きです。全体的に色が薄めなのが控えめな感じがして好きです。おしゃれだなーーと思いました。ただ家に欲しいかと言われると、ちょっと使いこなせる自信がありません。誰か友人が訪ねてきた時とかに出したいですね。自分が普段使うのは第3位で挙げたカップですかね。それかガラスのデミタスもいいなぁと思います(割りそうですが)。

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あとこれもまた全然雰囲気が違って良いなぁと思ったり。まあこんな事やっているとキリがないのでそろそろ終わりに向かいます。

おわりに

今回色んなカップを見て、一人暮らしを始めたら食器を色々考えるの楽しそーーーと思いました。正直デミタスカップではなく普通のカップの方が揃えたいですが、食器で彩る生活って良いなぁと思いました。

いや、そんなことはどうでもよくて、うわーすごーいきれーーー!!というのが一番の感想です。美は無条件に感動する、というやつです。生きろ、そなたは美しい。久しぶりに「もののけ姫」を観たいなーと思いました。

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