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薬ゼミ5月コースで1年浪人しました①


ごあいさつ

直前期は浪人生なのに、統一模試の結果が悪すぎて色んな人に泣きつきました。
Twitterで優しい方にアドバイスを頂きました。その節はありがとうございました。
まだ結果は出ていないので何とも言えませんが、マークミスや禁忌踏んでなければ、たぶん大丈夫だろうと思って今を過ごしています。

※一部点数が書いてあるので、見たくない人はスルーしてください。

文章を書くのは昔から好きなので、少しだけ備忘録として残しておこうと思います。大袈裟かもしれませんが、今までの人生で一番苦しい1年間でした。
最後の1ヶ月は今までで一番勉強しました。

twitter上には優秀な成績の方がゴロゴロいるので恐縮ですが、あ、こんな奴もいたんだな〜くらいに気楽に読んでもらえるとありがたいです笑

国試の結果が出てから公開しようと思っていたのですが、今の時期に自分は結構情報を集めていた記憶があるので、一旦公開してみようと思います。予備校選びの参考になれば幸いです。

昨年の2~3月(現役生)

統一Ⅲが166点、106回は196点でした。
今見てもひどい点数です。

統一Ⅲが国試の1ヶ月くらい前にあったので、そこから更に必死に勉強しました。
私の経験からしても現役生は最後まで伸びます。

卒業試験がギリギリだったので、私の卒業判定が出たのは国試の8日前でした。
最終的に学年全体で1/4の40人くらい落ちたと思います。
国試は緊張する前にやってきた感じでした。

2月末に終わった薬剤師国家試験は、そんなに手応えも感じられないものの、模試よりは簡単だなという印象を受けました。
しかし、自己採点でどう考えても無理だと思い、就職先にも謝り、色んな人に謝りました。
特に親には本当に申し訳なくて、結果のハガキを見た時は涙が止まりませんでした。

ずっと195点だと思ってましたが今見返したら196点でした
(結局落ちてるけど)

これからどうする?

自己採点の時点で、不合格だろうということは分かっていたので、2月末から予備校を探すことにしました。

予備校はいろいろありますが、私は使い慣れた青本を使いたかったので、薬ゼミにしました。
最終的にはどこに行っても頑張るのは自分なので、勉強のしやすさと気持ちの問題だと思います。教室選びは最終的には立地で決めました。

twitterで見ている感じだと土曜も強制で自習があるところもあるみたいです。
これは教室ごとに違う取り組みかもしれないので入校前に確認しておくといいと思います。
私の教室は基本的には土日は休みでした。
青本講座の期間は、土曜日にその週にやっていた科目の確認テストの解き直しプリントをもらえたので、それをもらって解いていました。
解き直しプリントと言っても、同じ問題をただ解くのではなく、各科目の先生が『肉付け』と称して関連する知識を問う問題をつけてくれている感じでした。
青本講座が終わると総復習講座、直前講座と続きます。総復習講座になると、青本を最初からやり直す時間はほとんどないので、この時期にアウトプットをやる時間が取れたのは良かったなと思っています。

薬ゼミの通学コースには5月コース、6月コース、9月コースが主にありますが、可能ならばこの中だと5月、6月コースの方がいいと個人的には思います。
理由は、9月コースの授業は青本を全部さらう感じの授業ではなく、点数を取れるところを重点的にやっていくという効率重視のコースだそうで、青本を全部やり直したいという趣旨ではないからです。 

9月コースだと、入校後すぐに統一Ⅰの模試がある感じです。5月コースは統一Ⅰまでの期間で約3ヶ月分の範囲が終わっていて、それまで落ち着いて授業を受けられたのは個人的に良かったかなと思うので…。 
もちろん、私の通っていた教室には働きながら9月コースで合格したという先生もいらっしゃいましたので、9月コースだからダメということではないです。5月コースに通っていても、途中から来なくなってしまう人も見かけましたので、最終的には自分次第だと思います。

理解を元からしっかりやり直したいという方は、5月コースの方が質問したい時に先生もつかまえやすいのでおすすめです。
ちなみに私の成績とタイプでは、9月コースでは多分国試に間に合わなかったよと言われました笑 

家探し

私の住んでいる県には薬ゼミがなかったので、オンラインにしない限りは一人暮らしです。
今まで24年間、一人暮らしはしたことがありません。とりあえず家探しと教室探し。

薬ゼミは川越教室には寮が近くにあったので、そこと迷いましたが、思ったより家賃が高かったので、別の教室にしました。今年からは寮生コースなるものがあるようですね。

私の友人は学生会館みたいなものを借りていたみたいです。
1年間一人暮らしをしてみても、こだわりがなければ食事付きのところだと楽だと思います。
私は自分一人で他の大学生と一緒のところに住むというのがちょっと無理かなぁと思いましたが、一緒に住む友達がいれば全然ありだと思います。

一人暮らしは朝から晩まで教室にいたので、そんなに寂しいとは思わなかったです。
ただ、2月頭からコロナでオンラインに切り替わると、人間との関わりがなくて、ひとりでいるとちょっと発狂しそうでした笑

就職先は?

現役生の時には病院の採用を頂いていました。
残念ながらお断りすることになってしまいましたが、とてもいい雰囲気の病院でした。

浪人することで信用もあまりないと思ったので、就職活動は国試後にしようと思っていたのですが、病院の採用は国試後にはあまり残っていない可能性もあります。
ダメかもしれないけれど、もしかしたら拾ってくれるところがあるかもしれないと思い、3月からまた新たに就職活動を始めました。

薬ゼミではキャリアサポートというシステムがあり、教室に1人アドバイザーの方がついておられます。
常時はいらっしゃらないのですが、メールなどでアドバイスを頂いたり、実際に面接練習や履歴書の添削等でお世話になりました。
私の教室では5月の入校後から使えました。
いつから使えるんだろうかと去年疑問に思った記憶があるので記載しておきます。


引越しもあるので、時期は限られますが、入校後だと時間が無いと思ったため、入校前の時期に病院見学することにしました。
知らない土地でどこに病院があるかも分からない状態からのスタートだったため、全然情報がありません。
とりあえず県の薬剤師会のホームページで病院一覧と病床数、病院のホームページ、立地を確認して見学予定を立てました。

これは今までの就職活動の経験によるものなのですがが、今年の採用がまだホームページ上に出ていなくても、問い合わせてみるとまだ出していないだけということもあるので、気になる病院があれば連絡を取ってみるみるといいと思います。

見学して受けたい病院があったので、そこの就職試験に向けて履歴書等を準備しました。
履歴書のチェックや面接練習は、薬ゼミのキャリアサポートの方にお願いしました。
私の通っていた教室でも、結構利用されている方がたくさんいました。

ちなみに、就職活動にあたり、恐らく必要になるのが成績証明書と卒業証明書(もしくは卒業見込み)です。
大学が発行するものなので、卒業して引っ越す場合は予め手に入れておくといいと思います。
大学がある地域と次住むところが違うところだと、卒業後は郵送で発行してもらったり、切手を別に準備したりと手間がかかりそうだったので、私は卒業前に大学で発行してもらってそれを持っていました。
発行してもらえるかは大学によると思いますが、確認しておくと安心です。

面接が6月、採用通知を頂いたのは7月でした。

薬ゼミでは入校後から探し始める方の方が多かったと思うので、早く決まった方だと思います。
ちなみに国家試験後でも、説明会等や面談などのサポートはしてもらえるみたいなので、後から活動したいという方でも安心です。

入校してからのテストあれこれ

入校後テスト

薬ゼミは入校後すぐにテストがあります。
現役生で言うところのスタートアップ模試みたいなものです。
あまりいい成績ではありませんでした。

先生はとても心配していたと思うのですが、3月、4月は引越しや就職活動であまり勉強できていなかったので、これから頑張れば大丈夫だろうと何だかのんきに構えていました。今思うと反省です。
もっと必死にやれよ。

確認テストと週テ、月テ

薬ゼミに入って最初に始まる青本講座では、毎日確認テストがあります。
そして週間復習テスト(週テ)と月間復習テスト(月テ)もあります。
確認テストは前日の授業の内容についてのテストです。意外と大変で、去年同じ範囲を一通りやったはずなのに、なかなか平均が越えられない時もあり、凹みました。週間復習テストと月間復習テストは教室内の順位も出ます。

最初の方は70人くらいの中で50~60位くらいで、勉強の仕方が間違っているのではないかと、かなり迷走しました。

物理と化学が特に苦手だったので、それを頑張っていたら他の科目もガタ落ち。
先生が作戦変えた方がいい!と言ってくださったので、思い切ってこの2つは得点源を必須に全振りすること、また自分で考えすぎずに先生にすぐ質問することにしました。

また、声をかけてくださった先生が科目担当の先生に相談して、○○さんはこの方針でやってもらうからと話をつけてくれていたのも心強かったです。

具体的にはこの2つの科目はその授業がある日に勉強すること、確認テストと週間復習テストで間違えた問題はしっかり復習すること、月間復習テストはそのために何か勉強はせずに、とりあえず解説をしっかり聞くという方針でやりました。
この2つの科目をこの方針でやるためには他の科目で点数を稼がないといけないので、リスキーではあります。
ただ、1年間通して必須問題対策をしっかりやることで、結果的に理論や実践で点を取れた部分もあったなと思ったので、苦手でどうしようもないという場合はひとつの手かなと思います。

化学は大学の方針で、低学年の時から生薬と漢方を叩き込まれていたのでそれはかなりアドバンテージになったと思っています。覚えたら取れる範囲なので、化学が苦手な人は生薬からやってみるのも手かなと思います。

薬剤は動態の計算が苦手だったのである程度は頑張ってみて、直前期は製剤とADMEを中心に叩き込みました。計算は必須は取れるように勉強しました。

中間テスト

薬ゼミはお盆期間は休校なので、夏休み前に中間テストがあります。
昨年はコロナワクチン接種があったため、少し長めの8/6~8/15でした。
校舎ごとにちょっと変動はあると思いますので、参考までに。
夏休みは校舎ごとに違う宿題が出ているようです。
私の教室は暗記系の宿題で、夏休み明けにテストがありました。

中間テストは入校後テストに比べると少しマシになっていました。

この後にある試験としては統一模擬試験が3回分あります。
長くなりそうなので、ひとまず今回はここまでにしておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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