【後編】アニメに呪われた1年【呪術廻戦】
かくして「呪術廻戦」への沼へ飲み込まれた私は、遂にイベントへと参加することになったのだ。
~深淵の入口~
6月アタマ
沼に入り1ヶ月ほどたった頃、当時大宮ロフトで開催されていた「呪術廻戦PLAZA」に赴くことにした。
※2022年 1/13現在以下の会場にて開催されているようです。
グッズの種類も増えてるみたいですね。
小生、元来の田舎者。
アニメ関連のイベントとは無縁の人生、初の参戦に胸はパーカッションの乱舞。
当日は開店ダッシュを試み、早朝から電車に揺られ、そごう大宮の前に並ぶ。
日頃活かすことのないスケジュール管理能力がここにきてフル稼働をしていることに己の成長を感じているフリをする。
開店の合図と共に、爆速でアルコール消毒、検温を済ませ、エスカレーターを駆け上がる。
各階で待ち受けるそごうスタッフの挨拶を尻目に、血眼で8階を目指す。
8階へのエスカレーターを駆け上がるとそこには…
1年ズ、大人コンビが麗しい御尊眼をご開帳してくださってのお出迎えです。
ふ、ふつくしい!!!!
他メンツのパネルもお出迎えしてくれていました。
真人、脚長いね。
他にもイベントブースを囲うように、グルリとアニメ画パネルが展示されており、
こちらはあまり人がいないようで、マジマジと1枚ずつ舐めるように見てた自分は浮いた。
約1時間の至福の時間を過ごし、限定グッズ片手にホクホクとエスカレーターを下る背中がそこにはあったのだ。
~推しへの純然たる信奉~
推しができた。
禪院真希さん。
クールビューティー真希さんの虜になった。
嫌いな人いるの(圧力)???
真希さんの推しになった決めては、
このシーンだ。
芯のあるキャラクターが好きだ。
0巻での乙骨くんとの会話も含めて、このシーンは思うところがかなりある。
17巻まで読んだ今、尚のことこのシーンにグッときてしまう。
アニメでも、「ごめんな」が優しくてとても好きだ。
後は…
メガネを外した御尊顔が素晴らしい…
素晴らしい………
余韻を噛み締めるくらいに良い。良い…(語彙)。
推しを見つけて分かったことがある。
推しを見つけることはリスキーである。
主に財布と通帳と家計に。
だがしかし、それ以上の自己満足がそこには存在した。
前回も話したように「呪術廻戦」というビッグコンテンツには、果てしなくグッズがある。
最近はデイリーミッションのように、新発売のグッズ情報をみる。
物欲と家計圧迫とのシーソーゲームが常に開催される。
グッズとひと握りに言っても、ジャンルは数多。
定番クリアファイルにステッカー、使いもしないのにやけに貯まっていく。
そんな中で私が目覚めてしまったのは、アクリルスタンドである。
アレはいいゾ!!!!
ここで昨年、約半年で買い漁った真希さんのアクスタをお見せすると……
実に壮観である。
可愛さとカッコ良さが棟梁跋扈するユートピアがここに存在するのだ。眼福だ。
因みに呪術廻戦PLAZA訪問後は、
まだ秩序が保たれていたのだが、
流石に半年も集めると、置き場に頭を抱えるほどになった。
最終的には百鬼夜行が如く、真希さんのアクスタが我が部屋を占拠するのだろうか…
~年末総決算~
12月半ば、遂にジャンプフェスタ22に参戦した。
ジャンプフェスタというイベント自体、初めての参加だ。
呪術廻戦きっかけに毎週"週刊少年ジャンプ"を熟読してる私にとっては夢の祭典。
惜しくも呪術廻戦のスーパーステージチケットには当選叶わずではあったが、何よりも参戦できる事実が夢のようだった。
当日は、激烈的な晴天。
鮮やかなスカイブルーが幕張に聳える楽園を包み込む日。
TOHOアニメーションブースはじめ、呪術廻戦展示も非常に多かった。
「劇場版 呪術廻戦0」も公開直前、会場の呪術廻戦ファンのボルテージも右肩垂直上がりになりそうな数々の展示に感謝の念を発しながらねり歩く。
なんと言っても特に感動したのは…
芥見先生の原画。
これには本当に感動した。
今でも写真越しに感動する原画。
「カッコイィ…絵、上手ぃ……(語彙)」
これまで単眼猫と揶揄し、自身の性癖を漫画に練り込む変態という認識を全て払拭し、焼き土下座をしたい程に感動した。
ジャンプフェスタに関してはあまりにも伝えたい思いが散乱し、収集がつかない為、この溢れん思いを呪詛のように写真にねじ込み投下した。
まさに2021年、呪術廻戦への思いを締め括るような年末。
幸せだった…
来年も行きたい…(切実)
~まとめ~
前後編に渡り、如何に成人男性が「呪術廻戦」という作品に堕ちてしまったのかという長話をつらつらと書いてしまったが、当然ながら呪術廻戦という作品はまだまだ続く。
・漫画原作では「死滅回遊」真っ只中
・「劇場版 呪術廻戦0」
・待機中のアニメ2期
2022年もまだまだこの深淵から抜け出すことは出来そうにないが、今日も私は呪術廻戦を応援する。
私を呪ってくれてありがとう。
呪詛返しのように今日もお金を払う。
「思う存分呪い合おうじゃないか」
おわり