画家の日記|7月31日

7月31日。晴れ。

運転免許証の名前を変更するのに警察署へ行くと、中からやたらスタイルのいい若い女が出てきた。白いショーツからはみ出した長い足をこれ見よがしにと歩いてみせる。そしてなにかこう「色気」の奥に「悪」のようなものがほのかに漂っていた。というか「悪」につねに纏わりつくものが「色気」のようなものなのか。でも、それはただ彼女がたまたま警察署から出てきたからそう見えただけなのかもしれない。

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