#11 PaCTi 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2020年版の解説(仮)」

 PaCTi運営の中の人、浜の町病院緩和医療内科・永山です。

 8月31日のPaCTi#10「医療者の漏らす言葉の暗示的作用ーアドバンス・ケア・プランニング(ACP)のカケラはどこにある? がん・非がん(含むCOVID-19)、安楽死についても考えてみる〜」には、週初め月曜日の夜にも関わらず118名の方にご参加いただきました。誠にありがとうございました。患者さんからいただいた大切な言葉をきっかけに、やや流行り言葉のように使われているACPの光と影を考える良い機会になったのではないかと思います。さらには安楽死の話題まで取り上げていただき、わたしたちが提供している緩和ケアの意味についても、立ち止まって深く考える時間になりました。

 さて次回企画のお知らせです。
 今年の7月に日本緩和医療学会から「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2020年版)」が上梓されました。前回の改訂から実に6年ぶりになります。
 ガイドライン改訂にWG員として加わっていた、飯塚病院連携医療・緩和ケア科の大屋清文先生を演者に迎えて、新版ガイドラインについて話していただきます。若手緩和ケア医がガイドライン改訂に関わって学んだことなど、PaCTiならではの裏話も聞けるのではないかと期待しています。
 なお第11回はふたたび週末開催に戻り、9月18日金曜日の夜に予定しています。


#11 PaCTi「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2020年版の解説(仮)」
日時:2020年9月18日(金) 21:00開始、22:00ごろ終了
演者:大屋清文先生
麻生飯塚病院 連携医療・緩和ケア科
対象:緩和ケアに関わる医療・介護職、医歯薬看護系学生 
参加費:500円〜(PayPalを利用した受講後支払い、学生は無料です)
以下のURLからお申し込みをお願いします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/4615991032218/WN_yg4qpXFqS6ef56IDMcT2YA

今後も、「小児緩和ケア」や「皮下輸液」など楽しみな企画が続いていきます。
ぜひこんなテーマを取り上げてほしいといったご希望があれば、コメント欄にお願いします。演者込みの持ち込み企画でも構いません!

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