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パシフィコ動植物図鑑

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パシフィコ・エナジーは、地域の環境や生態系との共生を大事にしながら、全国各地で環境配慮型の太陽光発電所を開発・運営しています。そんな発電所のまわりに生息するさまざまな動植物をピッ…
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#パシフィコ・エナジー

緑の絨毯が広がる古川太陽光発電所【パシフィコ動植物図鑑】

宮城県大崎市にある古川太陽光発電所は56.7MWの発電容量を備えた宮城県内最大の太陽光発電所です。2016年12月より運転を開始し、7年目を迎えています。これまで1万3千戸の家庭消費電力に相当する3.3億kWhのクリーンエネルギーを発電し、17万トン分の二酸化炭素排出削減を実現して参りました。 古川太陽光発電所は大崎市の人里離れた山の中にひっそりと在ったゴルフ場を改変して造られました。ゴルフ場の平坦な地形形状を活用し、太陽光パネルを配置しています。また、除草剤や農薬を使用せ

遊水池に渡り鳥が集まる細江太陽光発電所【パシフィコ動植物図鑑】

宮崎県宮崎市の郊外に位置する細江太陽光発電所は96MWという九州で2番目に大きい太陽光発電所です。2018年から運転を開始しており、年間発電量は約1億kWhで一般家庭約2万4千戸分の消費電力量に相当します。 細江太陽光発電所の特徴はその広大な敷地です。敷地面積は約100haにも上ります。広大な敷地に降る雨を場内で貯めるために敷地面積約7ha、容量27万m3もの大きな防災調整池を設置しています。 この防災調整池とは急な雨が外部にいっきに流れ出すことを防止する目的で設置される