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独自目線で狙いを絞るカッコ良さ【1/8 福島県:ニラク郡山大町】

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・30φコーナーが圧倒的に強かった
・沖ドキ!DUOからは大量出玉が多数出現
・チバリヨ(全5台)は全台高設定だった⁉

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あの人がこう言ってるから、あの人がこうやっていたから、自分もそれに倣って同じことをやってみる。友達がやっていたから、周りがやっていたから、なんとなく手を出してみる。そこに己の意志ではなく、周りに流されて行動を決める。個性の消滅。これって実に日本人っぽいよな。でも、そういうシチュエーションってホールでもよく見かけると思うんだ。

今は情報社会。ホールのデータはスマホひとつで簡単にチェックできるし、SNSを漁れば設定状況が良さそうなホールが推されている。それがスタンダードになって久しいけれど、ただそれに倣っているだけでパチスロが上手いと言えるんだろうか。答えは当然ノーだ。そんなのは誰もができること。ただネットの海に漂っている情報の上澄みを少しばかり掬っているだけ。顔も分からない誰かがどこかで発信している言葉を鵜呑みにしているだけだ。立ち回り巧者っていうのはそういうものに頼っていないハズ。だからこそかっこよく見えるんだ。誰もが狙う台じゃなく、独自の目線で狙いを絞り、ホールとの駆け引きに勝って高設定をツモる。パチスロ打ちならそういう姿に1度ぐらい憧れたりするもんだよな。

今回のネタは真冬の寒さが身に染みる1月8日、福島県郡山市にある「ニラク郡山大町店」で、人とはちょっと違う立ち回りをして勝とうとしたあるパチスロライターの話だ。まぁ、例によって俺の話なんだけどな。

ニラク郡山大町店で実戦をさせてもらうのは今回で2度目。初見だった前回とは違ってこちらにはちょっとした経験がある。前回は特にサミー機種が強かったのだけど、あれだけ印象的な出玉を見せられると、否が応でも期待感は高まる。やっぱり狙うはサミー機種だろう。なかでも、前回は高設定が使われていなかったであろう北斗宿命あたりが狙い目になるんじゃないか。そんな思いで実戦前夜に下見をしていると、件の北斗宿命は絶賛稼働中だった。それも、高設定を激しく意識させる出玉とデータをアピールしながら。

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その光景を見た瞬間、直観的に明日打つべき台はこれだと感じた。

――実戦当日。
抽選結果はどちらかと言えば後ろ寄りの65番。

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でも、問題はない。むしろ好都合だ。後方から入場してゆったりとした、どこか余裕すら感じさせる足取りで高設定をツモる。プランは完璧だ。俺が狙っているのは誰もがなんとなく拒絶しがちな前日の推定高設定台である北斗宿命。前回がサミー機種推しだったにもかかわらず、高設定が入らなかった北斗宿命。何故か減台されて、バラエティーコーナーに設置されているけれど、今回はここに設定が入るハズ。いや、入っていて欲しい。そして、それを1発でツモれたら相当にカッコイイ。敢えて誰もが避ける台を狙って1発ツモだ。カッコイイに決まってる!!

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初当たりは高確ではないと思われるタイミングで引いた2トキからの直撃。確かな手応えを感じた瞬間だった。その終了画面が高設定示唆なうえ銅トロフィーのおまけ付き。たぶん、この時の俺はちょっと気持ち悪かったと思う。だって確実にニヤついていただろうからね。あとは出玉を増やしつつ、設定を看破するだけ。できれば高設定を確実なものにする演出なんかも確認できればありがたい。そんなことを考えていたっけ。

しかし、その後の展開はというと…

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単発。

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赤7揃いを引いて、ほぼ最低ラインで終了。

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気付けば

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天井までハマって万事休す。

そりゃそうだ。たかだか過去に1度だけ同じホールで実戦したことがあるってだけで簡単に高設定をツモれたら誰も苦労しない。しかも、その1度だってもう2か月も前の話である。たったそれだけの経験でツモれるのであれば、俺は俺じゃない別の勝ちキャラにステップアップしていたハズだ。その後、これまた前回の実戦に後ろ髪を引かれまくってガメラに手を出してみる。

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REG中に設定差の大きな演奏ガメラを確認できたから、もしかしたら設定はあったのかもしれないけれど、こっちでも負け。

とはいえ

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アネモネはガッツリ出玉を持っていたし

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同じくサミーの頭文字Dに挙動が良い台だってあった。他メーカーの機種で言えば

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バイオ7も高設定で間違いないと思う。

そして、その中でもすごかったのが30πコーナー。

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特に沖ドキDUOのシマの出玉感が他を圧倒していた。

当たりは完全にこっちだった。

自分のことは自分が一番よく理解しているとはいえ、己の視野の狭さに辟易している。まだ人の意見に流されるまま機種を選んだ方が勝てたんじゃないかと思ってしまうけれど、今回の実戦にだって収穫はあった。ニラク郡山大町店はいろんな機種に仕掛けてくるホールなんだってことが分かったんだから。サミー系、30πと来たら次はどんな仕掛けが待っているんだろうか。

~~今回のまとめ~~

とにかく沖ドキDUOが盛り上がっていた。コインのサイズが大きいから出ているように感じるだけだろ。そんなことを思う人がいるかもしれないけれど、スランプグラフを見れば一目瞭然。大量出玉を獲得している台が実に多かった。それに加えて、チバリヨも大半が打ち手のプラスでフィニッシュ。あと、バイオ7や頭文字Dを筆頭に、アネモネ、政宗3、シンフォギア、シンデレラブレイドあたりも出玉を抱えていたので、打てる機種は多数あったように思う。いずれにせよ、攻めがいのあるホールであることは間違いない。

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このコラムを書いてくれたライターさん

マコト @macotomakoto

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