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ゲーム業界を目指す就活生向けシリーズ 第四回 ~面接編Part3(最終面接)~

どーも、オハコンバンニチワ。パチ太郎です。計4回の就活シリーズ、その最終回「面接編Part3(最終面接)」です。今回は、最も重要な面接、最終面接についてです。この面接で落ちてしまえば今までの努力が水の泡になってしまいます。
「最終面接って入社の意思確認程度でしょ?」と思っているならばその考えは改めたほうが良いです。最終面接の通過率は約5割と言われています。(色々な就活サイトなどを参照)しっかりと対策をして臨みましょう。
最も重要な面接だけあって記事のボリュームもシリーズ最長です。
是非頑張って最後までお付き合いください。

■ 最終面接の特徴(面接時間:十五~三〇分)

面接を担当するのは、役員クラスになります。ここでは特に深堀などはあまりありません。なぜなら、2次面接までであなたの能力が認められているからです。最終面接を控えていて自信がないという方は、”今までの面接官に能力は認められている”ということを忘れずに自信を持ちましょう!
では、役員陣は何を見ているのかを紹介していこうと思います。

面接官に見られているポイントは3つあります。

● 志望度
● 人柄
● 熱意

● 志望度
2次面接で深堀されますが、内定辞退を恐れている企業は最終面接でも志望理由を聞いてきます。結構ストレートに聞かれることもあります。

ex)
「内定出したらうちの会社に来てくれますか?」、「弊社は第何志望ですか?」

必ず、ノータイムで笑顔を見せながら「第1志望です!」と答えちゃいましょう。正直に「第3志望です」とか答えるのはNGです。理由は、恋愛でよく例えられるのですが、女の子から「私のこと好き?」と聞かれて「3番目に好きだよ」って答えますか?ありえないですよね。仮に嘘だったとしても「1番です」と答えるのがマナーです。

※ 志望動機の作り方については今回は触れません。
(Tips : やりたいこととリンクさせると◎)

● 人柄
2次面接編でもお話ししましたが、企業は活躍してくれる人材かどうか見ています。そのため、その人の個性が企業とマッチしているか見ています。これについては、素の自分を出しても良いのですが、万が一それで弊社にはマッチしなさそうと思われては意味がないので、HPで求める人物像や社員インタビュー記事(なければOBOG訪問で社員と接触しよう)を見て、どんな人材が働いているのか確認をして、それに寄せた個性をアピールできると良いと思います。

● 熱意
色々な就活対策系のサイトや動画で「最終面接は熱意が重要だ!」と聞いたことはありませんか?実際に面接に合格するうえで重要な要素ですが、具体的に熱意って何なのか解説されてない事が多いです。自分も就活の時に「熱意ってなんだ?」となりました。ただ、面接を通じて私なりに答えを出すことができました。それは、どれだけ企業、ゲームについて調べているかです。企業やゲームについて思考して、言語化した分だけ、それらが面接官に”熱意”という形で伝わります。

ex) 
御社の○○という記事を読み、またOBOG訪問で御社の◇◇さんに~~を伺い、××と考え、志望しています。/ 今はやっているゲームの要素を分解すると~~が出てきます。そのため将来は○○のようなゲームが流行ると思い、そのようなゲームを制作することで利益を生み出したいです。

自分なりに調べて、思考していることがよくわかると思います。これらの要素が積み重なって面接官に熱意として伝導していきます。

■ 番外編

上記には載せきれなかったことについて2点お話ししようと思います。
1点目、ゲーム会社の最終面接はどのような質問をされるのか、気になりますよね。ほとんどは、他業界と変わらないと思いますが、自分が実際に聞かれたゲーム業界特有の質問をいくつか紹介しようと思います。

・好きなゲームクリエイターと作品教えてください
・無人島に居ることを想定して、問題を設定して解決策を提示してください
・弊社のゲームの良い点と改善点を教えてください
・弊社のゲームが他社より勝っている点は何だと思いますか
・なぜエンタメ業界の中でゲーム作りをしたいと思ったのですか
・エンタメの中でゲームにしかない面白さってなんですか
・なぜあなたが1番好きなゲームを作っている企業ではなく弊社を志望しているのですか
・エンタメが好きな理由はなんですか
・世の中で売れている物を1つ挙げて理由を説明してください
・フェルミ推定をさせてください、テーマは任せます

私が最終面接を受けた大手、中小さまざま企業から飛んできた質問になります。2つ目と最後の質問はガチ焦りました(笑)
ここで知っておいてほしいポイントは、絶対に焦らないことです。回答が間違っていてもよいのです。自信をもってハキハキと話すことを心がけましょう。自信に満ち溢れて回答すると、明らかに間違った回答でもそれっぽくなります。(笑)←これは真面目です。

2点目は、逆質問についてです。意外と軽視されがちな項目ですが、実は重要な項目です。面接において加点はないですが、減点がある恐ろしい要素です。1次面接~最終面接まで毎回終了10分前くらいに「質問ありますか?」と聞かれます。基本的に3~4つ質問を用意しておきましょう。面接中に質問を考えるのは論外です。(例外として面接で聞いたことが気になった場合は◎)内容としては、調べれば出てくるものは基本NGです。注力事業を聞いたり、会社の雰囲気を聞くのもNGです。聞いたところで全く意味がないです。聞くことは、1~2次面接なら次の面接に繋がるような質問をする。最終面接なら熱意が伝わるような質問をする。

ex)
1~2次の場合:
「会社で評価されている人材の特徴」
➡その企業で評価されてる人間=面接で評価される人間

最終面接の場合:
「面接官の記事や書籍を読み、○○の部分に疑問を持ちました。どうしてそのような考えに至ったのでしょうか」
➡HP以外の内容を調べて、自分なりに考えている人材と思われる
「○○さん(面接官)の武勇伝を聞く」
➡言わば接待、相手に気持ちよくなって面接を終えてもらう(結構重要)

■ まとめ

いかがだったでしょうか。長文になってしまいましたが、最後までご覧くださりありがとうございました。少しでも就活のお役に立てればこれ以上に嬉しいことはないです。これで、長かった就活シリーズは終わりになります。もし、気になることや記事の内容で分からないことがありましたらコメントに記載していただければ、お答えいたしますのでお気軽にご連絡ください。

次回以降は、ゲーム分析系やビジネス書を読んだ感想記事などを書いていこうと思います。お待ちください。

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