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参加型デザインと時間軸と損得判断

今日参加したオンラインセミナーのテーマは「参加型デザイン」だったんだけど、そこでもおれの頭に一番強く残ったのは「未来思考と時間軸と損得」というものだった。ここ数日毎日ぼんやりとだったり集中的にだったりこのことを考えているので、ここで一度ざっくりと文字にしてみようと思う。

参加型デザイン(さんかがたデザイン、Participatory design)とは、エンドユーザーがデザインの過程に能動的に参加し、デザインされる製品が彼らのニーズに合っているか、使い易さはどうかを確認する助けをするデザイン手法の一種。
Wikipediaより

参加型デザインの定義はWikipediaではこんな感じ。

どんなことに適応させていくかでこれが差し示すものは少しずつ変わっていくんだと思うんだけど、おれが興味あるのは「自分が自分らしくいられる社会・世の中」を参加型デザインで作る方法。おれに言わせれば、それこそが「民主主義で作る方法」ってことになる。

で、今日のセミナー内でも話題になっていたんだけど、この参加型デザインによる街づくりだったりコミュニティーづくりだったり社会づくりって、規模と程度で違いはあれど時間がかかる。だから、そこで重要になるのが「どうすれば、参加者が<自分の行動が何らかの実体へとつながっている>という実感を持ちづらい中で、長い時間参加してもらうか」という話でした。これ、本当に難しい。


こんなことを昨日ちょこっと書いた

おれは子供の頃から27歳で死ぬか139歳くらいまで生きるかどっちかだろうって思っていたので、それが「損得の判断」に影響を与えているのかも?

これ、何を言いたいかというと、人は自分の中の時間軸が長くなれば、目の前のアップダウンに左右され過ぎなくなるってこと。
今すぐ手に入れられる小さなメリットよりも、10年後20年後に手に入れられる大きなメリットを選ぶようになるんじゃないかということ。
今ちやほやされるために少し後ろめたいことをしたり、今評価されるために自分の心の声に気づかないふりをしたりすることは減るんじゃないかな?


ちょうど今日、音喜多さんが関連することをブログに書いているのを目にしました。

誰もが「子どもたちのため」と言いながら、現世利益が優先される民主主義のバグを補うには…

ということで、多くの人に「あなたは超長生きする可能性がある(実際、どんどん平均寿命も延びてるしね)」「過去のあなたがが未来のあなたを助けもすれば陥れもする」ということをもっと強く意識してもらうことが大事なんじゃないかな? 

簡単だけど、そんな感じです。
そしてもう一つ。参加者のモチベーション維持の前に、主催者のモチベーション維持という問題もあります。これもかなり大きなポイントだと思うので、明日書こうかな? 違うことに気が取られなかったら。(それにしても15分って短いな!!

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