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ペップ(グアルディオラ)のGK論から考える子供のGK持ち回りのススメ


こんにちは、pachangaです!

今日は、子供のサッカーでGKを固定せずに持ち回りにすることのメリットについてお話しします。

まず、ペップ・グアルディオラの考え方を簡単にご紹介します。彼がマンチェスターシティ(以下、マンC)に着任した際、真っ先に取り組んだのはGKの役割を変えることでした。ペップのサッカーでは、GKがゴールを守るだけでは不十分で、後ろからチームの一員としてパスをつなぎ、ビルドアップの起点となることが求められます。つまり、GKもDFの一員として、足元の技術やキックの正確性、戦術眼がフィールドプレーヤーと同じレベルで必要とされるのです。

プレミアリーグでのマンCのGKのパス成功率の変化を見てみましょう。

  • ハート:52.6%(ペップ着任後、第一GKの座を失う)

  • ブラボ:72.6%

  • エデルソン:84.4%

セーブ率は以下の通りです。

  • ハート:66.4%

  • ブラボ:56%

  • エデルソン:68%

これらの数字を見れば、エデルソンがNo.1であることは明らかです。このように、GKがビルドアップに参加することが重要であるとわかります。


子供のGK持ち回りのメリット

子供の頃からGKを固定してしまうと、将来的にフィールドプレーヤーとして必要な技術や戦術眼が身につかない可能性があります。子供時代は全員が足元の基本技術を習得することが重要です。

私自身、子供の頃にGKを経験しました。後ろからチーム全体を観察することで、どのようにボールを回すか、どのタイミングでどこにパスを出すべきかを学びました。これがフィールドプレーヤーとしてプレーする際に非常に役立ちました。また、チームメイトにどんな声をかけるべきかも学びました。

その結果、市のサッカー協会主催の大会で優勝し、最優秀選手賞を受賞することができました。当時、小学3年生でリフティングは多くはないですが180回ほどできましたが、技術も大切にしたいチームのおかげで足元の技術も悪くなかったと思います。

皆さんのチームではいかがでしょうか?私はこれからも、子供たちがGKを持ち回りで経験することを推奨していきたいと思います。

参考著書:PEP’S CITY

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