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初めての富士山ー豪雨で八号目でご来光ー

先日富士山に登った。
今年に入ってから大学の友人と登山に行くことが多くなり、いつかは登ってみたいと思っていた富士山に登ろうと思い、予約した。

予約した日はあいにくの雨、しかも豪雨。
天気予報を見て、どうせそうは言っても晴れるだろうと親父のゴルフ用の防寒服を借りてその他もろもろ準備をして出発した。

1日目

今回はツアーで予約したので新宿駅からバスでスタート。

運転5分でバスが事故を起こして1時間の遅れが決定した。
5号目で食う予定のカツサンドを車内で食うハメになった、今思えばこの時にキャンセルして次の機会にすればよかった、、、、。

富士山5号目到着は15:30。
ネットやガイドさんの教え通りに1時間ほど滞在して高度順応に努めた。
5号目時点ですでにちょっと頭の重さや頭痛がしていたので、すでに高山病の片鱗みたいなのを味わっていたのかなと思った。
実際は事故って+1時間車内に滞在したから車酔いだった気もするけど、、、


5号目、豪雨

登頂開始

16:30に5号目を出発。

今年から弾丸登山対策で通行証?のようなものが必要になったらしく2000円を払い、スタート。

初っ端から豪雨で気分が落ち込む、、今までの登山では基本的に晴れで最初の足取りは軽いのだが、今回は初めから重かった、、。
しかも恐らく下山であろう人たちとすれ違うが皆顔がトロールみたいな半分虚な目をしており、さらに気が病んできた。

温泉街みたいな道を抜けると、整備された雷のようなくねくね道が出てきた。
普段の野良の山と違って、整備されているのか、もしくは溶岩の性質上こうなるのか不明だけど道の広々としていて、ちょうどいい傾斜で歩きやすく流石富士山と言いたくなるような登山道だった。雨でなければよかったのに

出発20分後ぐらいのくねくね道


その後雨に打たれて、さらに雨に打たれながら登っていくと気づいたら7合目についていた。
7合目からもう山小屋が結構出てきて、少し入れて休ませて欲しかったがやはりそれは出来ず少しでもドアが開いていたらすぐに閉じられといった徹底ぶりだった。

金剛杖を買ったので焼印をお願いしようかと思っていたが雨がひどすぎて早く宿につきたくてスルーした。

7号目付近だったかな?

ここら辺から自分は雨具をほぼ無しにしたのでずぶ濡れによる体温下降、友人は高度上昇による高山病で二人とも結構グロッキーだった。

7合目~からの道のりは今までの道のりだいぶ変わってきた。
まず雲の上になったからか雨が降らなくなってきた、ただその代わり気温が5度ぐらい下がった感覚で風がとても冷たくなった。
そして日も暮れてきて暗くなり、今まで整備されていた道と違って富士山本来の岩場の道が増えてきた。雨で濡れていて、しかも暗くて見えづらいので結構怖かった。ここら辺からヘッドライト着用した。

8合目の途中?もう真っ暗

自分は体力と気合いだけはまだあったので、体を早く動かして少しでも暖めようと少し急いでいたが、友人は逆に高山病で結構具合が悪くなっていた。ただ、ゆっくりしていると周りに人もおらず、真っ暗なためできるだけペースは落とさず山小屋に向かっていった。
道は6合目ぐらいのくねくね道と岩場の道が順々ぐらいな感じだった、とにかく暗かったしか特に感想がない。

二人ともヘロヘロになりながら光の方に向かって引っ張られていくとようやく今回とまった白雲荘に到着した。

到着して可愛いお姉さんや元気なお兄さんに出迎えられて数時間ぶりに二人とも笑顔になった。

カレー、あったかかった、、、

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