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2022.2.28修正:クラウドファンディングを計画するに至った経緯について

[2022.2月28日に改編] 

皆さん、初めまして!

2021年1月からクラウドファンディングを予定しています藤田友輝と言います。元々は理学療法士として、2年の病院勤務、3年の訪問リハビリを行っていました。現在は、28才で社会人7年目の年です。そんな僕が臨床の現場を離れてもう2年近くになりました。

今、現在は30歳の社会人8年目ですかね。臨床にも戻っており、訪問リハビリとクラファンサポート、新規コンテンツの作り込みなどをお手伝いしています。

臨床現場を離れて、今回一緒にクラファンを計画している山川さんと日本のサービスや商材を海外に伝えるアウトバウンド事業に従事して1年。そのきっかけは、僕の「障害者スポーツをもっと楽しめるように広めたい」という思いから始まったことでした。

唐突ですよね?!

理学療法士時代〜

理学療法士になったところから順序立てて説明します。僕が理学療法士になったのは高校時代に野球をしていてその時にしてしまった怪我がきっかけという、本当にどこにでもありふれている理由でした。入学するまで理学療法士の仕事もろくに知らず、大学に入ってからスポーツトレーナーとは違うことを知ったくらいです。(笑)

ただ、学校に入って勉強してみると、なんだか面白くて、そのまま理学療法士になっちゃったんです。なるからには全力で治療できるセラピストになりたかった。けど、就職前に将来セラピストが活躍する場所は在宅というデータを見て「あ、こっちでスペシャリストになりたい」そう思って、精神科がある病院に就職しました。

就職の理由も簡単、
「一番厳しくて、一番勉強になり、コミュニケーションを身に付けられる病院」でした。その病院で修行して、いつ、どのタイミングでも、在宅で力を発揮できるセラピストになる。そのつもりで臨床にも励んでいました。

それと同時に、たまたま「日本理学療法士学生協会」の時からの付き合いで関西に来たから一緒にプロジェクトをやろうと声をかけてくれたことをきっかけに【半農半療法士】という、畑で地域の健康予防を作る事業をしていました。

これが入職と同時進行で進んで行ったので、病院業務も覚えないといけないわ、技術も学びにいかないといけないわ、畑の草刈りもしないといけないわで、早々に僕の体が悲鳴をあげ、定期的に扁桃腺が腫れ、それを引き金に傷口から出血をしてしまうよく分からない体質になってしまいました。高校生のときは野球やりながら皆勤賞取れるくらい体強かったんですけどね。

そんなこんなで、臨床にも全力。でも、精神疾患や認知症の専門病棟で心だけが削れていく日々を送り、2年目の6月には患者さんの死をきっかけにバーンアウト。少し、臨床に対しての情熱が冷め、これまでの自分の仕事に対しての向き合い方を考えた時期でした。

理学療法士+@時代

23歳の夏、2015年くらいに副業のお誘いや金融系の勉強を始めたこともあり、美容健康商材(ネットワークビジネス)を3年ほどしています。この経験も「予防医療は日本では進まない」という僕の考えを作るきっかけになりました。

また、この副業を始めた時に、突然同期を亡くしました。本当に突然でした。この2人の「死」は僕の人生で大事な出来事で、この2人無くして語ることができないので、書かせていただきました。

「人はいつか死ぬ」「それが明日ではない保証はどこにもない」

その思いは、今でも変わらずあります。これを教えてくれたのはこの2人でした。

こうして、入職した時には5年は勉強させてもらうと決めていた病院も今すぐ自分の挑戦してみたい分野に行きたい思いが強くなり、3年目には訪問リハビリに移ります。この時から、健康とは?予防とは?という思いが強くなり始めました。

訪問リハビリとして仕事をすることで、その人の人生が家から、家族から、地域からより伝わってくるようになりました。これまでの、精神科では、家族の見舞いは入院の時くらいで、それ以降は患者さんからのヒアリングだけ。精神疾患や認知症があるので、その人の人生の話が聞きたくても、確証が得られない。患者さんの思いに耳を傾けたくても情報が少なすぎて、勘でしか治療ができない。そういった現場でしたので、その人の「ホーム」に飛び込んで行ける訪問は本当に楽しい仕事でした。

しかし、その訪問でも「仕事の境」で悩むことになります。僕は1理学療法士としては余計なくらい患者さんや利用者さんの生活に首を突っ込みたがります。理由は、今の身体的問題はもしかすると人間関係や環境が原因になっている可能性がある。そう考えているからです。

この考えは、地域医療を進めていく上で、チームのメンバーとしては非常にいいと思うのですが、よくある「越権行為」として、課題にも上がりました。専門職として、各分野の専門家に任せることがチームとして動くためには大事なことですが、そのためには、その事業所ごとの特色や関わるスタッフの性格を理解しないといけません。

地域でのチーム医療は「こうあるべき」というエゴではなく、介護報酬や医療保険などの制度も理解した上で、求められるべきピースになることも時には必要なのです。

ただ、頭では理解していましたが、もっと良くなる可能性や、QOLを高められる方法が目の前にある中で、それを自分ではやれないもどかしさがあり、何か自分で発信し、できることはないのかと考えていました。

地獄の1年間、時代

ちょうどこれが5年目の頃なので2018年くらいの出来事です。この時に、自分企画で進められると思い、車椅子バスケットボールの練習会などを自主開催していました。大学の時からやっていたこともあり、スポーツをただただ楽しむためにどうしたら広げられるかな?って考えていた時に、大阪の大きな商業施設で車椅子バスケのイベントを開けるチャンスが来たので、そのイベントをきっかけとして、訪問リハビリを退職し、独立しました。

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これが、開催したときの写真です。初めて車椅子バスケに乗る人や生で初めて見た人など、300人くらいは見てくれたんじゃないかなと思います。

独立後、メイン事業として、人・企業の良いものを海外に届けるアウトバウンドの仕事に取り組んでいます。その発信先は「東南アジア」。2019年には、韓国・台湾・インドネシア・ベトナム・シンガポール・タイと6ヶ国に行き、現地を見てきました。

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その時に猛烈に感じたことは「日本が求められている」という感覚です。商品はもちろんのこと、サービスや情報、マナーや知識などありとあらゆるものが求められているのです。それは、医療や介護も例外ではありませんでした。

現地に行き、会話をし、肌で感じた時に、新型コロナウイルスがやってきました。

海外に渡航できなくなり、全ての仕事がゼロになり、一度立ち止まり、自分がやりたいことはなんなのか?これを真剣に考えました。

加筆

この1年間について、あまり語ってこなかったので、追記してみます。
これまでの5年間は病院2年、訪問リハビリ3年の理学療法士歴5年でした。理学療法士として5年という経験年数は大したことなく、若手セラピストとして位置付けられます。
その若手+@で動いていたのが、ネットワークビジネスでここは病院+訪問リハ時代なのでおおよそ3年半くらいの経験ですね。

この5年間、僕なりに全力を尽くしてきましたが、それ以上に全力、かつ地獄を見たのが2019年の1年間でした。

グランフロント大阪でのイベントは300人の人に車椅子バスケを見てもらえたという成果を残したのはいいものの、4日間の不眠不休での警備・運営作業、イベント後のクライアントとの話し合い、トータル製作費2000万円問題など、これまでの5年間の経験値を一気に吹き飛ばすような嵐で、その嵐に巻き込まれていきながら、海外へと足を伸ばしていきます。

もちろん、トラブルの連続、毎日悩むのは金。金。金です。

とにかくこの日を乗り切る、次のイベントまでを全力で取り組む。
終わったと感じる前に次の企画が立ち上がっており、休む暇なく気付けば2020年のタイが終わっていました。

そのタイミングで発熱かつコロナ襲来。
またすぐに日常に戻ると思っていた2020年4月、緊急事態宣言が出て、完全自粛をするようにメンバーに伝達し、全ての事業を止めました。

この2020年4月〜10月の半年が僕の充電期間となり、あっという間に通り過ぎていった今までの人生を振り返ることになりました。

そして出た答えが、
「日本の医療介護福祉を世界に役立てたい」
これでした。

クラウドファンディング時代

しかし、同時に課題もたくさん見えてしまいました。その課題をまずは解決するために、クラウドファンディングを行うことを決めました。クラファン では「脱線」というタイトルの本を出版します。これは若手医療職と認知症の妻を持つ男性の2本柱で話が進む小説です。この小説には僕たちの「人生は常に自分で決める」という思いが込められています。また、制作者の山川さんは、「小説を書く」という夢があり、それに挑戦して欲しかった。そのような思いもあります。

名前も知られてない、実績もない、元理学療法士の2人が、本を出版するなんて無謀な挑戦、なんだかワクワクしませんか?

*現在、出版に先行してもう一つクラウドファンディングを準備しております。そちらの進捗はこちら

僕は日本の医療・介護・福祉は世界一だと信じていますし、それに従事されている専門職はもっと力があると信じています。また、その力を求めている人が日本中、世界中にいるんです。

ただ、その出会いがない、制度が壁になり、本来の力を100%出せていない、そんな気がしてならないんです。

だからこそ、活躍の舞台を作りたい、僕たちとともに、医療で、介護で、福祉で、人を笑顔にする世界を共に作る仲間を見つけたい。そのような思いで、まずは僕たちが大きな夢に向かって挑戦しようと決めました。

クラウドファンディングは多くの方に応援してもらわないと達成できません。

そして、僕たちの夢は、さらに多くの人の力が必要です。

そのためには、発起人である僕たちが声を大にして叫び続け、挑戦に対して背中を見せていかないといけないと思っています。

まだ、微力すぎて、今すぐ助けを求めている人に手を差し伸べることはできていませんが、このクラファンの成功から、皆さんと共に、日本から世界を変えていくプロジェクトを進められればと思っています。

これからも、noteやInstagram、ライブ配信などで積極的に情報は発信していきます。

僕たちと共に、夢を見ていいと仰って頂ける方は、
https://www.instagram.com/vs.start/?hl=ja
こちらのインスタグラムまでDM頂けるか
yuki4128fu@gmail.com までメールをいただけますと嬉しいです。

いつでもzoomでお話しさせてください!

どうぞよろしくお願いします。

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