「もっと気軽に寄付を受け付けたらいいのに」と経営者は思う
先日こんな記事を書きました。
要約すると、①公共施設に併設されたドッグランは無料であることが多い、②その理由は来場者数という重要KPIを達成するため ということです。
まあ、私たち利用者は無料で利用できるからうれしいのですが、「無料で提供してもらって悪いな。施設の維持にもお金がかかるだろうにな」、「ちょっとくらい負担するからもう少し充実させてくれないかな」みたいに思ったりもします。
でも、そんな仕組みは見たことが無いんですよね。(全国的に見ればあるのかもしれませんが…)
というっことで、勝手な妄想に過ぎないのですがこうした場合、気軽に寄付できる仕組みについて考えてみました。
■ 寄付のお願いの看板を立てたらどうか
シンプルに寄附のお願いをする看板を立てたらどうでしょう。
「このドッグランには〇〇円かかっているが無料で運営している」
「施設の維持のためにはこれだけのお金がかかる」
「もっと施設を充実させるためにこれだけのお金がかかる」
「だから寄付をお願いします」というシンプルさでいいと思うのです。
このあたりは施設運営者の腕の見せどころですね。
■ QR決済にしてはどうか
簡単に寄付を受け付けるために、QR決済での寄付を採用し、看板にQRコードを掲示してはどうでしょうか。
ここでは「QR決済で寄付はOKなのか?」みたいな疑問はひとまず置いておきます。(寄付が無理なら普通に売上として計上しても良いのではないでしょうか)
自分事として考えると、いつも無料でお世話になっている施設だったら、数百円なら寄付する気になります。世間一般でどう思われるかは自信がないですが、全く集まらないということも無いと思います。
■ 別にドッグラン限定じゃなくてもいいのでは
ここまで私の頭の中では、寄付対象を無料運営のドッグラン限定で考えていました。
でもよく考えてみると、寄付対象は別にドッグランに限定しなくてもいいんですよね。
何だっていい。
公衆トイレでもいいし、公園に設置してある遊具でも、図書館でもいい。
無料じゃなくたっていいですよね。
動物園などの有料施設に設置してもいいと思います。動物別に設置したりすると面白そうです。
「日本には寄付文化がない」と言われますが、私は必ずしもそうは思いません。神社や祭りに対する寄付なんかはけっこう一般的に行われていますしね。
でも、やはり寄付文化が無いということなら育てていけばいいのですから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?