マジック妖(AYAKASHI) 訪問記

以前から気になっていたマジックバー、妖(AYAKASHI)に行ってきました。今年の春にオープン予定がコロナ禍のため延期になり、この10月にやっと開店。タイミングよく訪れる事が出来ました。その感想というか備忘録です。_φ(・_・

まずロケーションが良い、伊勢市駅から歩いて数分、非常に分かりやすい立地です。建物は古いですが内装は綺麗、和風な作りであるが洋風でハイカラな雰囲気もあってお洒落です。私はカウンターを利用しましたが、このカウンターがまた素晴らしい。奥行きの長さや床からの高さ、マジックが見やすいだけでなく、マジシャン側に立っても演じやすい工夫がされていて非常に良く出来た作りです。🤔

お酒のメニューとおつまみは及第点でしょうか、まだ段取りとか提供の仕方には不慣れな所を感じましたが、これは段々改善されていくでしょう。気にするほどではなかったです。

この日は3人のマジシャンが演じてくれました。最初は真衣さんのお父さん。お店には小さなステージがあって、そこでバラやシルク、タバコのプロダクションなど華麗なマニピュレーションを披露してくれました。約5分くらいの短い手順でしたが、私としてはもうちょっと見たかったなぁ。🙂

次は22歳の若手マジシャン、風希さん。スローモーションエーセスやアンビシャスカード、アニバーサリーワルツなどクラシックを見せてくれました。若い割には場慣れした雰囲気の持ち主で、また接客態度も良く感心しました。後半はコインマジックで、かなりマニアックなものを披露してくれましたね。特に4枚のシルバーが左手から右手に1枚づつ移動するとう手順ですが、オリジナルなのか、あまり見たことのない動きがあって驚きでした。後で聞いたら作品集も出しているとのこと、納得です。🙂

そして最後は店主の真衣さん。今まで色々な女性マジシャンを見てきましたが、過去のどのタイプにも当てはまらない雰囲気の持ち主ですね。ツィステングエーセスや弾丸カードなどを見せてもらいましたが、現象の結末まで向かう手順の流れが実に綺麗。若手マジシャンによくあるグイグイ押してくような雰囲気はなく、客との間を上手く合わせながら流れを進めていく姿に感心。技術なのか持って生まれた才能なのか、この人の武器なんだなぁと感じました。😍

一通り見終わって私は店を後にしました。本当はもっと長くいたかったのですが、電車の最終があったので泣く泣く退却。今度はもっと近場に宿を取って再訪したいです。🙂

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