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「手品の随筆集」を読む

「手品の随筆集」岡村真衣

岡村真衣さんは三重県在住の方で、手品の造詣に深い女性マジシャンであり愛好家、そして文筆家です。そんな彼女がエッセイを出版したので読んでみました。🙂

全部で5部構成、全て手品に対する彼女の想いが綴られています。どちらかといえば手品に関わりのある人向けに書かれた内容。一般の人が読んでも理解できるとは思いますが、共感を得られるかは未知ですね。🤔

個人的に良かったのは2部の「手品を見るためだけに旅行に行きたい」。私はもろこれを実践していますので非常に共感しました。見たい現象、興味あるマジシャンがいたら、実際に足を運ぶ事をお勧めします。この考えを代弁してくれているだけでこの本は、私にとって非常に価値ある代物です。🙂

それと5部の「手品をライトする」。このライトは《書く》という行為について書かれていますが、私は《光》の方のライトと受け取れました。つまり「手品に光をあてる」という決意の表れを感じ取れます。

まだ処女作なので、疑問に思う箇所も少しありましたが、大いなる可能性を感じる一冊でした。岡村真衣さんの今後の活躍に期待したいです。👍

#手品の随筆集  #岡村真衣 #マジック #手品 

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