映画「薔薇の名前」を観る。

最近みた映画の感想の続きです。φ(..)

「薔薇の名前」

これはとにかく面白い映画でした。簡単に説明すると中世の修道院が舞台で、2人の修道士が殺人事件を解決していくというミステリー作品なのですが・・スターウォーズあり、ホームズあり、迷宮あり、ラブロマンスありと、映画のあらゆる面白さが全て詰まっている傑作でありました。😃

時代設定やキリスト教の歴史など、ベースの世界は非常に複雑で難解な印象もありますが、それを差し置いてもストーリーの面白さ、画面の迫力に目を奪われ、最後まで興奮のしっぱなし! こんなにワクワクした作品も珍しいです。😆

主人公のウィリアムとアドソの2人、まるでクワイ=ガン・ジンとオビワンみたいだし、謎解きもホームズとワトソンのよう。かといってパロディではなく、この師弟の関係は非常に味があって面白いです。役者たちも素晴らしい、特に脇役や悪役、よくもこんな個性的な顔の人を集めたものだと感心いたしました。

塔の中の図書館も見事!まるでエッシャーの騙し絵のような世界。ラストの犯人との場面も「そんな理由で事件を起こしたの?」と余りに衝撃な結末。そして知の宝庫の炎上、あれは心が痛みましたね。😐💦

今回はレンタルで見ましたが、繰り返し見たいので盤を買おうか検討中。原作も読んでみたくなりました。久しぶりに影響を受けた作品であります。🙂

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?