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メディアにおけるリプレゼンテーション

"リプレゼンテーションという言葉を聞いたことがあるだろうか。代表や表現と訳され、映画やテレビなどメディアの世界では、社会を構成する人々の多様性を正しく反映させること、という意味で主に使われる。これがメディアで特に重要視されるのは、リプレゼンテーションの不足が社会における偏見の強化に繋がるからである。

リプレゼンテーションは子ども達にも大きな影響を与える。子ども達が自分と似た存在をメディアを通して見られるようになることは、自分の居場所が社会にある、自分は一人ではない、という安心材料になる。例えば、周囲に働く女性や主夫がいなくても、メディアを通して見られれば持てる夢の選択肢が一つ増える。
テレビドラマなどの映像作品でLGBTQ+のキャラクターを登場させるのも、周りに理解されないと感じる子供たちにとって大きなエンパワーメントとなるだろう。

メディアは大きな影響力を持つ。「多様性の時代」にメディアは、あらゆる社会の構成員をストーリーの中に組み込み、正しく描写することが求められている。"

kn

≪参考文献≫

"PRIDE JAPAN “リプレゼンテーションとは”(最終閲覧日:2021.12.3) https://www.outjapan.co.jp/pride_japan/column/2029.html
Yahooニュース(8カンテレ) “根強い男女の格差 ジェンダーギャップを植え付ける学校の「隠れたカリキュラム」 子どもたちに大きく影響”(2021年11月29日放送)(最終閲覧日:2021.12.3) https://news.yahoo.co.jp/articles/67a301b224a4b16b499f18cc54c174f24fb261b5?page=1"