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昨年までリーグ戦登板はわずか2試合… 最速153キロの大型右腕! 国学院大・田中千晴がドラフト戦線に急浮上

いよいよ公式戦が本格的に始まり、ドラフト戦線も動き出す時期となってきたが、各カテゴリーで目立った選手を積極的に紹介していきたいと思う。今回は、故障から鮮やかな復活を遂げた大学生右腕を取り上げる。

2022年4月12日 東都大学野球一部春季リーグ戦

国学院大1-5亜細亜大

田中千晴(国学院大) 4年 投手 189cm85kg 右投右打 浪速

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一部では、青山美夏人(亜細亜大・横浜隼人)、二部では菊地吏玖(専修大・札幌大谷)、羽田野温生(東洋大・汎愛)などが注目を集めている今年の東都大学野球。ここへ来て急浮上してきたのが国学院大の田中千晴だ。

高校時代はそれほど評判だった投手ではない。大学入学後は故障もあって、2年秋に2試合登板しただけだったが、この春の開幕週の中央大戦で、いきなり153キロをマークし、注目を集めている。

この日も4回から2番手としてマウンドに上がると、140キロ台後半のストレートを連発。開幕週には及ばなかったものの、最速150キロをマークした。

8回に四球と振り逃げからピンチを作り、スリーランを浴びて3失点ながら、4回2/3を投げて5奪三振と実力の片鱗を十分に見せる結果となった。

◆春季リーグの活躍次第では有力候補になる可能性

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