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リーグ戦の通算打率は4割!桐蔭横浜大が誇る“強打の捕手”吉田賢吾 その実力とは!?

年明けからは今年のドラフト戦線の全体像をカテゴリー別に紹介し、また現時点では指名が微妙なラインでも春以降の急上昇が期待できる選手を取り上げてきた。今後は個別の選手について、良さが見えた試合のプレーを中心に深く掘り下げて紹介していきたい。今回は大学球界でも屈指の打力を誇る強打の捕手を取り上げる。

2021年11月1日 横浜市長杯
桐蔭横浜大1-4白鴎大

吉田賢吾(桐蔭横浜大) 新4年 捕手 180cm86kg 右投右打 横浜商大高

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一昨年は渡部健人(西武1位)、昨年は菊地大稀(巨人育成6位)がドラフト指名を受けている、神奈川大学野球リーグに所属する桐蔭横浜大だが、今年高い注目を集めているのが吉田賢吾だ。

高校時代は全国的には無名の存在だったものの、桐蔭横浜大では2年秋からファーストとして出場し、昨年からは正捕手に定着した。春はチームを優勝に導いてMVP、秋は惜しくも優勝を逃したものの、10試合で5本塁打、21打点の大活躍で3季連続のベストナインに輝いている(2年秋は一塁手、3年春秋は捕手として受賞)。これまでのリーグ戦通算打率は、4割と圧倒的な数字を残している。

◆守備の不安を一掃できれば、一気に「上位候補」へと浮上も…

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