読書感想文『後期日中戦争』、戦争について
日中戦争、ギリギリ記憶にはある。程度のチャラい自分が手を出して大丈夫だろうか…、と思いながらも、最近辻田真佐憲さんに興味を持っておりその流れで知り、読んでみた。結果大変興味深い内容だった。
コロナ禍で「戦争」の言葉をよく聞くようになった。戦争といえばまずは原爆、空襲、火垂るの墓…小学校で初めて第二次世界大戦のことを知った当時の強烈な「ツラい日本」の景色が思い浮かぶ。あとはヒトラー、スターリンなど、世界史の教科書や映画で見た特徴的な絵。でも日中戦争のことはほとんど知らない。盧溝