ヒロまー流インプレ 鶏そば朱雀
ヒロまー流インプレドキュメント。
今回は千葉県にあるラーメン屋「鶏そば朱雀」をインプレ。
■祭
12月最初の週末。
Twitterのタイムラインをチェックしたら、フォローしているラーメン屋のツイートが目に留まった。
千葉県の下総中山駅前にある、鶏そば朱雀の周年祭。
比較的近場にあるラーメン屋だが、実はまだ1回しか行ったことがなかった。
しかもそのとき食べたのは限定メニューで、定番メニューではなかった。
明日の昼なら行けそうだったので、食べに行くことにした。
Twitterのツイートを見る限り、かなり期待できそうだ。
そして当日。
お店は11時開店。
予定より10〜15分ほど到着が遅れてしまった。
お店が視界に入る距離まで近づいたところで目を疑った。
ちょうどお店の前あたりの場所に、たくさんの人がいるのが見えたからだ。
ポケモンGOかと疑うような人だかり。
もうすぐ新たなポケモンであるヒロまーが出現するのがバレたのか?
もちろん、この人だかりはポケモンGOでもヒロまーでもなかった。
鶏そば朱雀の周年祭目当てで食べに来た人々。
凄まじい人気である。ヒロまーと違って。
■待機
受付システムの案内がお店の前に出ていた。
お店の中に入り受付表に名前を記入 → 食券を購入 → お店の外で待つ
コロナ対策で順番待ち行列がないため、前述の人だかりがお店の前に出来ていたというわけだ。
まずは食券を買おう。
何を食べるかは事前に決めていたので迷いはなかった。
6周年限定の「名古屋コーチンの鶏白湯そば」と「特製鶏茶漬け」の食券を購入。
Twitterのツイートを見ていて、この2つを食べると決めていたのだ。
食券購入後はお店の前で待機。
コロナの影響もあるが、ラーメンでこれだけの並びは個人的に久しぶりな気がする。
暇なので、隣の不動産屋に貼られている物件情報を見ていた。
今思えば、危険極まりない行為だ。
不動産屋の人がそれに気づいて、
「気になる物件ありますか?どんな条件でお探しですか?」
なんて声を掛けられたら、まずいことになってしまう。
ラーメンを食べに来たら、マイホームを買ってました。
そんな展開になったら小梅太夫もビックリだ。
チクショーーー。
この瞬間に新たなポケモン、ヒロまー太夫が爆誕。
もし見つけても、ボールは投げないでほしい。
■時間差
ようやく店内に案内され、ほっとした。
時計を見ると、1時間ほど経っていた。
でもここまで来れば、もうあとは期待しかない。
受入準備は万全だ。
鶏白湯そばが目の前にやって来た。
だが茶漬けがまだだった。
「名古屋コーチンの鶏白湯そば」と「特製鶏茶漬け」
この2つが一緒に写った写真を撮ると決めていたので、茶漬けが来るのを待った。
出来立ての鶏白湯そばが目の前にある。
それに手をつけずに茶漬けを待つというのは、なかなかの苦行であった。
なんだ、この時間差攻撃は。
この待ち時間が異様に長く感じた。
果たして、人生でこんなに茶漬けを待ち侘びたことがあっただろうか?
No 茶漬け、No life.
■衝撃
待ち侘びた茶漬けが到着。
店員さんから茶漬けの食べ方の説明があった。
なるほど。
茶漬けには、鶏白湯そばの余ったスープをかけて食べるのか。
スープを茶漬けの出汁にするというのはナイスアイデアである。
鶏白湯そばと茶漬けが揃った写真を撮り、ようやく食べられる状態に。
長かった…
この季節に外で待っていたので、流石に体が冷えていた。
急いで暖を取らねば。
早速ラーメンを食す。
まずはスープを一口すする。
…ん?
もう一口。
…んん??
さらにもう一口。
…んんん???
んんんんんんんん〜〜〜
ん、ん、んんうめえええええ!!!!!
やばい。
うまさを計測するスカウターがあったら爆発している。
いや、俺の心のスカウターはすでに爆発した。
驚異的な数値だ。
鶏ベースのスープということで、普段行くラーメン屋より味が薄く、物足りなさを感じると勝手に思い込んでいた。全然そんなことなかった。
濃厚な旨味が濃縮されている感じ。
このスープだけ出されても、料理として十分成立すると思わせるものだった。
これがギャップ萌えというやつか。
いつもメガネの女性がある日急にコンタクトで来たみたいな感じ。
いや今の時代は逆で、いつもコンタクトの女性がある日急にメガネで来たみたいな感じか。
メガネっこ万歳。
■夢中
うまい。うまい。
すぐにこのスープの虜になってしまった。
美味しいスープであるが、このまま全部飲み干すわけにはいかない。
茶漬け用に、スープを残さなければいけないからだ。
これはこれで悩ましい。
鶏白湯そばの麺を食べ終えたところで、茶漬けにスープを入れる。
あの美味しいスープを入れた茶漬け。
美味しいに決まっている。
鶏白湯そばの余韻を味わいながら茶漬けを食す。
ここでも衝撃が。
茶漬けに入っている鶏肉が、またたまらなく美味い。
絶品だ。
こんな贅沢な茶漬けを食べて、バチが当たらないだろうか。
思わず心配になるうまさだ。
■幸福
茶漬けを食べ終えたあと、鶏白湯そばのスープをすべて飲み干した。
大大大満足。
すべて食べ終えると、お店を出た。
何とも言えない幸福感。食べに来てよかった。
このあとはテニスだ。
予定よりだいぶ遅くなってしまった。
テニススクールに急ごう。
ギリギリ開始時間に間に合った。
さぁテニスをはじめるぞ!と言うタイミングで気づいた。
やっべ、今日タオル忘れた…
軽いバチが当たった。
チクショーーー。
ヒロまー太夫が出現した。
周りの人々はまったく興味を示さなかったので
ボールを投げられることはなかった。
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