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特許適格性に関するUSPTOの指針 (2022-08-09)

既に約1か月経過してしまったので最新の話題とは言い難いですが、今年の8月9日にUSPTOで特許適格性(35 U.S.C. § 101)に関するプレゼンがありました。

内容としてそこまで新しいことを言っている印象はないですが、要件判断の各ステップの相違を整理したスライドや、ガイドラインに載っている具体例なんかは参考になる部分もあると思われます。

正直、101条関連についてはもうお腹いっぱい、という方も多いと思いますが、今回のプレゼンや、前回お知らせした法改正の話題など、米国内では今でもホットな話題といえそうです。

また、昨年最高裁に上訴された(結局、最高裁は本件の審理を拒否しましたが)American AxleのCAFC判決なんかは、今後の実務に影響を及ぼす可能性もありそうです(しかも、残念なことに影響があるとすれば拒絶理由が増える方向に揺れると思います)。
これまでの流れでもう十分に理解しているから大丈夫、と油断していると思わぬところで足を掬われる・・・かも知れませんね。私も気を付けたいと思います。


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