2月26日 映画鑑賞二本立て

今日は休みで、昼まで寝た。
観たかった「フレンチ・ディスパッチ〜」「ドライブ・マイ・カー」を観た。

「フレンチ・ディスパッチ〜」は、途中ちょっとうとうとしたけど、冒頭から「好きだな〜」の連続。
ウェスアンダーソンの映画はいくつか観たけど、
言葉では表現しがたい魅力がある。

人を惹きつける映像。
機械的に見えて、人がすごく可愛らしい。

今回は「雑誌」の映画。
大きなスクリーンで、雑誌をパラパラと読んでいる気分に。贅沢な雑誌だなぁ。構成が素敵。

「ウェスアンダーソンの映像の世界観」×「雑誌」がとても素敵に組み合わさってた。

ワンカット毎にとてつもない熱量と、こだわりと、
センスが詰め込まれていて、ため息が出ました。

観ている間、常に軽い衝撃を目で受けながら、
ワクワクする映画だな、と思った。

*****         *****      *****

「ドライブ・マイ・カー」は、
文学的すぎる...難解だなぁ...と思いながらも
意外と寝ずに集中して観られた。長かったけど。

車が何を表現していて、
音の語る物語、チェーホフの本が何なのか、
ずっと考えながら観ていた。一回の鑑賞では言語化するのが難しいな。

知らぬ間に、登場人物たちの表情や言葉から、
何かを得よう得ようと目を凝らして観ていることに気付く。表情や声色、話し方で人物たちを捉えづらく、「顔」をじっくりみせるという演出。

それぞれ持っている心の奥底の開けてはいけない蓋。孤独感。

感想がまとまらないけど、不思議な余韻が残る映画だったなぁ。難しい。偏差値高めの映画。

次は「ちょっと思い出しただけ」観たいな。

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