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サプリメント薬害を避けるための個人的対策

小林製薬の紅麹を原材料とするサプリメントによる健康被害が問題になっている。
健康になりたくて内服していたサプリメントによって逆に健康を害する結果になったことは当事者にとって許し難い現実だろう。
日々、数種類のサプリを内服している自分にとっても他人事には思えない。
明日は我が身と思って、サプリメントとの向き合い方について考えてみたい。

私は中性脂肪が300オーバーという状況だったため主治医からは食事療法を、なんてナチュラルな方法ではなく最初から内服治療をすすめられた。
私は抵抗なく内服治療に同意し現在も治療中だ。
もちろん考えないわけではなかった。
食事だけのコントロールで薬を飲まないですまないか?と。
ただ最近の自分の生活を考えると多量に飲酒することもなかったし暴飲暴食を頻繁に繰り返していたわけではなかったので、(更年期的な変化を含めて)薬の力を借りなければ体内の健康レベルを改善していくことは難しいだろうと自分なりにも内服治療には納得した。

もし自分が
耐え難い胆嚢炎の腹痛に苦しむことがなかったら
自覚症状なしで単に健康診断で要再検査みたいなシグナルだったら
来年の健康診断までにダイエットしようかなーとか
効くって書いてあるお茶でも飲もうかなーなんて
思っているかもしれない。
そしてドラッグストアのサプリコーナーで
痩せるとか
中性脂肪に効くとか
書いてあるようなサプリを手にとっていたかもしれない。

ただ
このままの思考過程だと
第二の紅麹問題にエンカウンターしてしまうリスクが大きいことを自分自身、しっかり自覚しておかなければならない。

サプリメントは何のためにとるのか。
現在、総摂取カロリーを抑えて、さらに動物性脂肪をとらないような食生活をしているため、食事の栄養だけではビタミン不足、カルシウム不足、鉄分不足が発生してしまった。
その不足を補う目的でマルチビタミン、カルシウム、鉄剤のサプリを取るようになった。
これは体に必要な栄養素が不足しないためであって病気の改善は目的としていない。
ただここにも問題があって、同じメーカーの同じ製品を長く内服し続けるのも万が一のリスクヘッジとしては適切ではないので今の製品を飲み切ったら(空の容器はしばらく捨てずに置いておきながら)信頼できそうな(製品として長い歴史がありそうな)新しいビタミン剤を内服するようにしようと思う。

内服している整腸剤も同じく、今の製品を飲み切ったら別の製品にしてみようと思う。

それにしても紅麹の影響が大きくて驚く。
サプリメントにとどまらず一般的な食品にも使用されていたようで、よく行くお菓子屋さんのレジ前には「当社は小林製薬の紅麹製品は使用しておりません」と張り紙が出ていた。
何を選んで、何を自分が摂取するのか、慎重になる必要がある時代なのかもしれない。

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