「収集→保存あつめてのこす」展
本展は2020年4月4日から5月17日を会期として、高知県立美術館にて企画開催された。美術館としては「tupera tupeta」展に続く改修後2回目の展覧会である。企画のきっかけは、学芸員が改修中に収蔵庫の整理作業にあたり、美術館自らの抱える課題に向き合わざるを得ない状況に立たされたことだという。
2020年5月現在、高知県立美術館は3つの収集方針のもと約41,000点の作品を収蔵している。その収集方針は、(1)マルク・シャガールの作品、(2)表現主義的傾向のある国内外の