日本とアフリカ各国の人口ピラミッド比較
「日本とアフリカ各国の人口ピラミッドを比較してほしい」とYouTubeの方でリクエストをいただきました。ありがとうございます。
というわけで、いくつかの国々で比較画像・動画を作成しました。
データソースは国連の2019年推計。画像は2022年の推計値に基づきます。また人口ランキングを下記サイトを参考にしました。
アフリカ全域
上図ではカラー部分が日本に当たります。グレーの影部分がアフリカ全域の人口ピラミッド。カラー部が日本、という図の説明は以下同じです。
日本はアフリカの10分の1以下の人口…ときけば少なく感じますが、広大なアフリカに(まだ)それだけしかいないとも言えそうです。実際、中国やインドは一国で14億人程度の人口を抱えており、アフリカの人口増加はまだまだこれから、でしょうか。
こちらは日本の人口総数にアフリカの人口をあわせた(正規化した)場合の人口ピラミッド比較図。正規化すると年齢構成の違いが分かりやすくなります。
また右側には各地域の平均年齢を示していますが、アフリカは平均23.8歳と圧倒的に日本より若いです。
1950年から2100年までを比較してみると…
ナイジェリア
人口増加が著しいナイジェリア連邦共和国。ちょっと眺めた感じでは、若い層がより増えているように見えます。
正規化してみると、というか平均年齢を見れば、やはりアフリカ全域(23.8歳)よりもナイジェリア(22.3歳)が若い人の割合が多いようですね。
エジプト
エジプトは少し段のある形をしています。1990~2005年ごろ(?)までの出生数の増加が抑えられる理由があったのでしょうか。あるいはこれは凹よりも凸と見るべき(1990年ごろに一気に出生数が増えたため)なのでしょうか。
エチオピア
エチオピアも30代よりも若い世代に一気に人口が増えたような図になっています。エジプトとちがって、まだまだ増えそうな形をしていますね。
コンゴ民主共和国
こちらもまだまだ増えそう?エチオピアとちがって滑らかなカーブを描いています。
南アフリカ
アフリカ諸国の中でも特徴的な南アフリカ共和国の人口ピラミッドは、「かつての日本のよう」なのかもしれません。
タンザニア
タンザニアは若年層がグッと増える例のカタチをしています。
YouTubeチャンネル
上記の各国人口ピラミッド動画は、以下のチャンネル・再生リストで公開されています。
また今回のようにリクエストにも応えていますので、YouTubeやnoteのコメントに書き込んでみてください。
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