見出し画像

東京へアパートの下見

とある人の力になりたくて、東京に住めるか確認のため、新幹線に乗り東京に来た。
以前東京に10年住んでいたこともあり、また住むとしても容易にできるかな、と考えたりしていた。
しかし、今、日常的に親しく付き合っている人が居ない東京で、一人暮らしが上手くいくか検討もつかない。
ならば、どういう感覚になるのかとりあえず東京行きを決行した。
約6年平穏に暮らしていたアパートに行ってみることにした。
ネットで調べたら部屋が空いていたのである。
私が当時住んでいたのは2階で、今回も本当は2階を希望していたが、空いているのは1階のみだった。
1階の雰囲気を見てみたかったし、当時は女性専用のアパートだったが今は男性もOKになったらしい。
エントランスで不動産会社の人を待っていると、住民と思われる一人の男性が入ってきた。
ポストの周りには、「近隣を考えて深夜は静かにしましょう」とか「ゴミは決められた方法で出しましょう」など、張り紙が貼ってあった。
男性が入ってくる光景や、私が当時住んでいた頃はそのような張り紙が貼られることは一度もなく、少しの違和感と風紀が乱れたことを感じた。
そんな事を思っていると不動産会社の営業マンがやってきた。
淡々と空いている3つの部屋を紹介された。
あまり営業気質のない方だな、と思いながら15分程度で内覧は終わった。
周りは自然も少しあり、東京の中では住みやすそうと思った。

(出勤時間なので 続く・・・)

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?