【和訳】Sebrina, Paste, and Plato/Jellyfish

飛んでゆく紙飛行機の森の遥か彼方
ポニーテールの大地の草を食んでいる
替え玉の彼女は休み時間まで指折り数えている
指先をトントンと鳴らしながら

なぜなら今日はセブリナがお弁当を準備する日
クールエイド、サンドイッチにポテトチップスを皆のために
お昼ごはんはテーブルの上
すぐにデザートの出番さ
歌おう

なんてのどかなんだろう
セブリナはそんな気持ちにさせてくれる

チェスニーはおニューの怠け者帽をバッチリ決めて
「F」へと続くランウェイを歩いてゆく
(こんなに素敵な姿は初めてさ)
皆が見ているなかで
ペーストとプラトンを食べながら(唯一無二さ)
走り出してシェフにキスをしたい衝動と戦ってる

だけど彼女は恋愛主義者なんだ 特に仔犬の姿のね
だから彼は机に肘をつかないようにしてるけどうっかりこぼしてしまう
木苺ジュース越しのあの娘のことが好きなんだって
(セブリナ)

なんてのどかなんだろう
セブリナはそんな気持ちにさせてくれる
(ぼくらのジャバウォック婦人)
なんてのどかなんだろう
セブリナはそんな気持ちにさせてくれる
(彼女の匂いをかぐために生きてるとチューリップたちは言う)

なんてのどかなんだろう
セブリナはそんな気持ちにさせてくれる
(発表会の司会者、マスカットの群れの羊飼い)
お弁当箱、岩の上でケンケン遊び
紙くず、尻もち、アルコール

セブリナ…

※注

Kool-aid
:アメリカの粉末ジュース。drink the Kool-Aidで、無闇に信じる、鵜呑みにするの意の慣用句。アメリカのカルト宗教がこのジュースに毒を盛って信者に飲ませ殺害したというエピソードから。

dunce cap
:できの悪い生徒に被せた三角の帽子。今では虐待。後続の「F」は成績の評価F、5段階評価の最低を指していると思われます。

paste and plato
:タイトルにもなっていますが詳細な意味がわかりません。pasteは糊や練り物、platoは哲学者のプラトン(platonic プラトニックの語源でもある)の意味。

lovetarian
:loveに、~主義者を意味する-tarianをつけた造語。vegetarian 菜食主義者、libertarian 自由主義者など。

spill the beans
:うっかり(秘密を)漏らしてしまう。

spitball
:紙を噛んで固めて玉にしたもの。ぺっと吹いて相手にぶつけたりする。転じて、思いつきをそのまま喋ることや、野球の反則として唾をつけて投げる球のこともこう呼ぶらしい。

何についての歌でしょうか…教育? 恋? 少年少女期?

タイトルの邦題は「セブリナとペーストとプラトンと」。

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