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【コラム5回目】リメイク版うる星やつら放送スタート。ラムが令和を侵略‼︎

こんにちは。

コラム5回目はリメイク版うる星やつらについてです。
発表されてから今まで、ずっと待ち侘びていました。

個人的な意見と旧版との違いについて書きますのでよろしくお願いいたします。

最初に公開されたのはこのイラストでした。

まず、原作や旧版アニメをご存知の方はすぐに気づいたと思いますがラムの髪色が原作寄りになっています。
私はこの告知イラストを見て、不安より期待が圧倒的に勝ちました。
なぜなら原作の髪色を再現していたからです。
旧版アニメでの髪色は、ここまで色数がありませんでした。週アニメが終わってからOVAの発表もありましたが髪色自体に大きな変化はありません。(ハイライトの色や絵柄などの微妙な違いはあります。)

参考にOVAの絵を借りて掲載させていただきますが、このように「青緑」の髪がラムの髪色としてアニメで長く親しまれてきました。
これは時代的なもので、当時はこの色でしかアニメ制作ができず、原作のような色彩の再現が難しかったからです。
ですがリメイク版のラムの髪色は主に水色、青緑、黒色。そして紫(紫は絵を描く上でアクセントとなる重要な色です)を混ぜたグラデーションをつけてツヤや明るさを表現するなど、当時より複雑なものとなっており、現代のアニメ技術の進歩が非常にわかりやすく表現されていました。
そしてラム全体のキャラクターデザインも現代風に新しくなりました。
(あまり好ましくない表現ではありますが従来のアニメ版を模した二次創作のような変化がつけられています。)
このデザインがとても絶妙で、現代に活躍されているアニメーターの力で当時のラムの魅力と現代の技術が融合し、時代を感じさせないキャラクターデザインとなっていました。

ラム以外のキャラクターも同様に、デザインの変化や声優の一新など、次々発表されるPVや解禁情報を見た当時のファンからは期待の声が挙がっており、私自身も放送前から楽しみでした。

そして、2022年10月13日にアニメが開始されました。

私の地域では18日放送だったためアマゾンプライムにて視聴しました。

当時見ていたファンのイメージを壊さない、を前提にアニメ会社はアニメ制作をしていると思われるので声の印象やストーリーに関しては今回割愛させていただきます。
(2話目以降に執筆予定ではありますが…)

放送前に私が不安に思っていたのは、既に完結したうる星やつらをリメイクするにあたって、オリジナルストーリーを制作するのか?それとも原作になぞって再制作するのか?だとしたら時代背景はどうなるのか?それは現代と合うのだろうか?だったのですが、リメイク版は既存のストーリーをなぞって制作、時代背景はそのままの友引町を再現、当時の印象も残しながら、ポップな現代風の色使いやデザインで現代を意識した画面作りを意識している(電話、ちゃぶ台、コーヒー缶、家の作りはそのままでも、色やデザインを工夫するだけで印象が変わるものなのだと私自身が勉強になりましたね)という印象を受けました。
現在放送しているアニメと並べても違和感のない作りで、ファンとしては期待通りの作品。今後が楽しみになる1話でした。

国民的人気アニメで、いろんな世代の人から愛される作品なので、人によって様々な感じ方があるのは当たり前のことです。ラムのラブソングを現代版で聴きたい、などいろいろな意見がSNS上にありました。
ですが個人的には、当時の作品は当時のものであり、リメイクするならばリメイクの意味を持たせてほしいと思っているため、気軽にラムのラブソングの再収録はしてほしくないと思っています。もちろん、さりげない登場なら歓迎なのですが、せっかくリメイク版が放送されるならば今まで見られなかったものが見たいと感じていたため、個人的には新しいキャラクターデザイン・声優一新・新しいOP、EDには満足しています。
すべてをなぞるだけならばリメイクの存在は不要だと思うからです。

OP映像や歌の歌詞に関しては原作リスペクトを非常に感じました。
たとえば、歌詞を見ていただけるとわかるのですが、これはうる星やつらをそのまま表現した歌詞だと。うる星やつらがなければこの音楽は生まれてない(イメージして制作しているので当然のことですが)だろうと感じます。
映像も、今までのうる星やつらでは見られなかった、現代の象徴(カラフルな街中、SNS、現代アイドルのような振り付けのダンスパート、オタ芸など)をうる星やつらに落とし込んだ存在感のあるものに仕上げていて、楽しく視聴することができました。
オタ芸に至っては、メガネたちが今やっていてもおかしくないなと思えるくらいの説得力のある映像で、すごくマッチしていました(笑)
本編では遊べない部分をOPにぶつけて、昭和→平成→令和の時間の流れを、少ない分数で感じさせた、センスの良いOPだと思います。

制作に関わっているスタッフさんや声優さん方がTwitterなどで作品についてコメントしているのを見ると、作品に関われること自体が名誉なことだと、皆さんが同じ気持ちで同じ目標に向かって取り組んでいるのだと感じました。

まだ1話目が始まったばかりですので、初回の感想はこのあたりで書き終えますが、また感じたことは書いていこうと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

稚拙な文章ですが読んでいただきありがとうございました。

最後にわたしの二次創作イラストでしめます。笑

2話目も楽しみです。





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