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「成長」という言葉が好きじゃない

「毎日成長しよう!」「成長こそ成功の秘訣!」などなど、「成長」という言葉を頻繁に聞く。会社でも言われる始末だ。

正直に言って、私は「成長」という言葉が好きではない。

私は大体朝6時に起きて、noteを書いたり新聞を読んだり英語を勉強したり資格試験の勉強をしている。手帳には毎日仕事プライベート問わず一日の振り返りと改善点を記録している。これだけ見ると、私は「成長」を目指して日々を過ごしているように見えるだろう。

だが、私としては別に成長を目指しているつもりはない。ただ、楽に人生を送るための準備をしているのだ。

英語の勉強をするのは、将来突然英語が必要となる環境になったときに、スムーズに英語を使うためだ。

毎日自分の仕事を振り返るのは、仕事の効率を上げれば残業時間を減らせるし、昇給も目指せる。

「成長」という言葉には、自分の能力を上げることそれ自体が目的であるかのようなニュアンスを感じてしまう。やたらと自分の成長ぶりをアピールする人が正直苦手だ。

それに、頑張って成長したところで、成長そのものは評価されない。あくまで評価されるのは成果だ。成長それ自体が目的なら別に良いが、評価されることを目指して成長しようと思っているのならば、成果が評価されるような成長戦略を考えないと、成長のために費やした時間と金とエネルギーが無駄になってしまう。

私は成果を評価してもらうために、あれこれ取り組んでいるわけではない。私は単に一日中読書するか何か創って生活したいという理想に少しでも近づくために、あれこれ取り組んでいるのだ。



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