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息子の心室中隔欠損術後 経過観察期間が、終わりました (2)

こんにちは!ぽてこです。

心室中隔欠損の息子、手術をすることになった話、(2)です。

それは、8才の夏休みにやってきました。

心臓エコー検査中に先生がさらっと、ひとこと。

あー、手術だねぇ。

え?

これね、弁がね、先がね、ほら、ちょっと丸くなってるでしょ?お母さん。これ、変形してきてるのよ。これね、穴に吸い込まれて、すこしずつなってくるんだけど。これ、まあ、手術したほうが、いいねぇ。
すぐじゃなくて、いいよ。
春休みとか夏休み利用して。
また、おうちの方と相談してくださいねー。

ちょっと今度は、早めに3か月後に、検査きてくれるかなー?

手術はここじゃなくて、いい先生がいる大学病院になること、検査入院もここで3日間あるからね、などなど、
さらさら~っと、おっしゃった記憶があるのですが、そのときは、これは本当のことですか?という感じで…。

帰って、夫に相談すると、すぐ手術したほうがいい、ということになり、次の年の春休みにすることになるのです。

その頃には、息子ももちろん、自閉スペクトラムということもわかっていて、いろいろこだわりもありましたし、排泄もやっと、ひとりでできるようになった?なりそう?なところでした。

息子の特性も、大学病院には話し、入院中も、術後のICUの中も、私が一緒にいることになりました。トホホ。

手術は、1時間ほどで…しかし
心臓を止めて、人工心肺につなぐんですよね。緊張しますよね。そして、心臓を切って、中の穴をパッチで塞ぐという、手術です。輸血は、ギリギリなしで、いけるとのことでした。雑な説明で、すみません。

手術前には、特性のある子どもことをわかってくださる認定看護師の方がきてくださり、恐らく、特別に事前に手術室までの道順と、手術室、手術台にのるところまで、見学、練習させていただきました。
定型発達のお子さんの入院や手術でも、親は付き添いや心配いろいろあると思うのですが、自閉スペクトラムの子どもとなると、さらに3倍ぐらいは気を使う、と勝手に?思ってます!

入院生活、手術、手術後のICUなど、イラスト、手順を書いたり、ネットで探したりして、理解してもらうためのものを、用意した覚えがあります。

検査入院での検査は、全身麻酔をして、カテーテルをいれるものだったので手術みたいな手順のものでした。
相部屋だったので、ギャーっと、部屋でパニックを起こさないか心配でした。
実際、それはなかったのですが、ICUで目覚めたときにパニックに!すぐに、鎮静剤を打たれて、すこしかわいそうにおもいましたが、仕方ない!

手術後のほうのICUでも、あぶなかったですね。あばれますからね。いっぱい管がついているのに。

とにかく、いろいろなことを乗り越え、検査入院3日間、手術入院3週間を終えるのでした。





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