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人件費を下げずに業務費用(固定費)を下げる方法

外部購入費率(変動費率)の次は業務費用(固定費)です

業務費用の多くは人件費です。業務費用を下げるには人件費を下げるのが最も手っ取り早く効果がありますが、会社の儲けの源泉であるやる気がそがれてしまう事は明らかです。

そのジレンマを解消する方法が日々の改善活動です。
改善活動により、同じ作業でも早く楽に出来るようになることで多くの作業が出来るようになります。
また全体のリードタイム短縮が行われるのでお金の流れのスピード(スループット)が早くなります。

業務費用は、時間の関数として捉えると良いです。
現有の設備とスタッフで1日あたりにどれだけ販売できるかという視点です。これにより同じ業務費用でも時間あたりの販売数を高める事を高められるようになります。

しかし生産能力が高まっても販売が伸びなければ、儲けは増えません。儲けは販売を通じて発生するという視点も忘れてはいけません。改善効果以上の販売増ができれば人件費を増やしながら儲けを増やす事ができます。この事についてはまた次の機会に。

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