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マニュアルはどんどん変えよう


前の記事で、外部審査と内部監査について書きました。
どちらの審査・監査でも見るところは大まかにいうと

1)事業マニュアルがISO9000の要件を満たしているか?
2)事業マニュアルに書かれている事がそのとおり実行されているか?
3)実行された事は顧客満足の向上に効果をあげているか?
4)より効果を上げるためにはどのように事業マニュアルを改善すればいいか?

 です。
外部審査では1)~3)が重要視され
内部監査です2)~4)が重要なポイントになります。

事業マニュアルを守る事が大事なのではなく、事業マニュアルすなわち会社のマネジメントシステムが顧客満足の向上につながっているのか、を審査・監査することが目的です。

一度事業マニュアルを作ってしまえば1)は当然OKで、2)も出来る事です。なぜならば、事業マニュアルの内容は実際にやっている仕事を整理整頓して作ったものだからです。

一番大事なのは3)の有効性の確認と4)の改善です。つまり、PDCAするように書かれている「事業マニュアル」自体もPDCAする事が求められています。

どんなマニュアルもですが守るためにある物ではなくて改善のたたき台だと思っています。マニュアルの改訂頻度が高ければ高いほど良いマニュアルだと言えます。

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